閉経後はホルモンの量が減り始めるわけだけれど、これが脳、骨、循環器系の健康をはじめとする体の様々なエリアに影響を及ぼす。
良質な脂肪とミネラルを十分に含む食材、タンパク質、新鮮なフルーツや野菜をふんだんに摂取すること。砂糖や加工肉といった炎症を加速させる食品を最小限に抑え、炎症が原因で引き起こる病気のリスクを抑えよう。
良質な脂肪
細胞膜や脳の健康、ホルモンの生成、肌や髪や爪の輝きを守るためには、食事から良質な脂肪を摂らなければならない。サーモン、サバ、イワシといった脂がのった魚や、チアシード、クルミ、フラックスシード、アボカド、エクストラバージンオリーブオイルなどを食生活に取り入れてみよう。
カルシウム
体が必要とするカルシウムの量は、年齢とともに増加する。ミルク、チーズ、ヨーグルト、アーモンド、タヒニ(練りゴマを加工したもの)、緑の葉物野菜といったカルシウムが豊富な食材の摂取量を増やして。強い骨と免疫システムにもカルシウムが欠かせない。
植物性エストロゲン
年を取るとエストロゲンの量が減り、循環器系、肌、目、関節、骨の健康が脅かされる。吸収されるとエストロゲンに似た働きをする食材は、ホルモンバランスの調整や更年期症状の緩和に役立つことも。フラックスシード、テンペ、大豆、オーツ、レンズ豆、大麦、ゴマ、ムラサキウマゴヤシ、ニンジン、小麦胚芽、ザクロの実をたっぷり食べよう。
※この記事は、オーストラリア版ウィメンズヘルスから翻訳されました。