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オーストラリアの研究機関The Better Sleep Councilは、7~10年毎にマットレスを買い替えるよう勧めている。でも、この頻度は快適さやサポート力から算出されたもので、毎晩スプリングの隙間に残されるゴミのことは考慮されていない。

あまり気分の良い知らせではないので、食べるのは止めて聞いてほしい。

ニューヨーク大学の微生物学者フィリップ・ティエルノがBusiness Insider誌に語ったところによると、顕微鏡でしか見えない微細な生命体がマットレスを住処にし、あなたの健康に害を及ぼしている可能性があるらしい。

「ベッドに入っている間に、あなたの皮膚の表皮や細胞組織が剥がれ落ちる。その細胞レベルのゴミがマットレスを覆うシートと掛布団の間に溜まる。これが家ダニの餌になる。家ダニは人間の細胞組織を食べ、排泄・排便してから死ぬ。でも、これは蓄積するアレルギー誘発物質のほんの一部。あなたの体がシーツに残すあらゆる分泌物もそこに加わることになる」

ティエルノによれば、これらの物質の中には、元々アレルギー体質の人に慢性的な鼻炎、喘息のような症状、皮膚炎を引き起こす可能性を示すものもある。

直ちにベッドを燃やす代わりに (そうしたい気持ちはよく分かるけれど) ティエルノが勧めるのは、これらの物質から体を守り、マットレスの寿命も伸ばすことのできるウォータープルーフプロテクター (カバー) の使用。

「このようなカバーなしで一つのマットレスを使い続けられる期間は短い。毎年ゴミが溜まるのは間違いない」 そう。

※この記事は、オーストラリア版ウィメンズヘルスから翻訳されました。

Text: Lauren Williamson Translation: Ai Igamoto Photo:Getty Images