みんな大抵、古いカミソリでもう少し持ちこたえようとしてるよね? それとも、この若干サビた刃に固執しているのは私だけ? いや、もちろん、完全に冗談だけど……。
でも、シェービングツールを取り替えるタイミングがよく分かっていないのは私だけじゃないはず。Refinery29誌の編集部でもこの問題が取り上げられて、数回剃ったら捨てる人もいれば、数ヵ月使い続ける人もいたらしい。
そこで彼女たち、皮膚科専門医のホイットニー・バウに指南を求めたんだって。
Refinery29誌に対し 「2~3回使ったカミソリは、バクテリアにさらされているので捨てるべき」 と語ったバウ医師いわく、「刃が少しでもサビて鈍くなったり、カミソリが皮膚を引っ張ったり傷付けたりするなら、もう替え時」。
えーっ! でも、カミソリを保管する場所にもよるみたい。
「水のしたたる湿った浴室に置きっぱなしにすれば、あっという間に刃がサビるし、バクテリアにさらされる危険性も高くなる」
「長く使い過ぎたカミソリはバクテリアの隠れ家となり、そのカミソリの刃で剃れば肌に赤いボツボツができる。このように開いた口からバクテリアが皮膚に侵入し、感染症を引き起こすこともある」
バウ医師は、乾燥した清潔な場所でカミソリを保管し、使用後は毎回しっかり洗うよう勧めている。
いかがわしいお手入れの習慣には色々あるけど、シェービングツールは絶対に人と共有しないこと。前述のように、皮膚にちょっとした切り傷があれば、ヘルペスやヒトパピローマウイルスといった性感染症をうつしたり、もらったりする確率が高くなる。
※この記事は、オーストラリア版ウィメンズヘルスから翻訳されました。
Text: Georgia Thomas Translation: Ai Igamoto Photo:Getty Images