家事をこなすことは、どうやら健康にも良いらしい。
医学誌 『The Lancet』が発表した新たな研究によって、1日30分のエクササイズが早期死亡のリスクを29%、心臓疾患の危険性を5分の1低下させることが明らかになった。
でも、ランニングマシンでひたすら汗をかく必要はないので心配ご無用。
研究チームによれば、ガーデンニング、ダンス、掃除機をかけるなど、それが身体活動であれば何でも良いそう。事実Daily Mail誌は、落ち葉をかき集めたり、お風呂掃除をしたりするだけで最大200kcalも消費できると推定する。
17カ国から参加した13万人の被験者を分析したこの研究は、毎日30分アクティブでいるだけで寿命が伸び、疾病率が著しく低下することを発見した。
30分以上のランニング、水泳、ウエイトリフティングといった従来のワークアウトを達成した被験者が全体の3%以下だったことも興味深い。
「ジムに行くのは素晴らしいことだけど、時間には限りがあるもの」 と語るのは、文献の主席筆者スコット・リアー。
「職場まで歩いたり、ランチタイムにウォーキングしたりするのも健康に役立つはず」
※この記事は、オーストラリア版ウィメンズヘルスから翻訳されました。
Text: Lucy Bode Translation: Ai Igamoto Photo:Getty Images