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熱心なヨガ女子は2つのタイプ分けられるらしい。ダラダラ汗を流したいビクラムヨガ愛好者と、汗をかくことが目標ではない人。

米国テキサス州立大学の新たな研究によって、トップスが絞れるほど汗を流すことから得られるメリットは、満足感以外にほとんどないそう。

実際のところ研究チームは、循環器系の健康を促進するのは “半月のポーズ” や “コブラのポーズ” といったビクラムヨガのポーズの数々あるけれど、それを行う場所の室温は関係ないらしい。

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この研究では、52名の被験者が3つのグループに分けられた。1つ目のグループは室温40℃、2つ目のグループは室温23℃の中でヨガを行い、3つ目のグループは全く何もしなかった。

12週間後、研究チームは被験者の血管内皮機能の変化と、血流の上昇に対する血管の拡張能力を測ることで血管の健康状態を調査。すると、ヨガを行った2つのグループには心臓疾患のリスクが減少するというプラスの変化が見られたけれど、何もしなかったグループには何も変化がなかった。

「この研究結果は、ヨガによって血管内皮機能を向上させるには、26のポーズが含まれるシークエンスと2回の呼吸エクササイズが大事な要素である可能性を示している」 と語るのは、この研究文献の筆頭著者であるテキサス州立大学のステイシー・ハンター助教授。

「心臓の健康を改善するのに暑さが必要であるようには思えない」

従来のヨガを行えば、汗をたくさんかくことことなく、ビクラムヨガとまったく同じ効果が得られるらしい。

※この記事は、オーストラリア版ウィメンズヘルスから翻訳されました。



Text: Lucy Bode Translation: Ai Igamoto Photo: Getty Images

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Nana Fukasawa
ウィメンズヘルス・エディター

2018年に「ウィメンズへルス」編集部にジョイン。アシスタントを経て、エディターとして美容、フード、ダイエットなどの記事を担当。流行りそうなヘルシーキーワードをいち早くキャッチすることを心がけている。CBDや筋膜リリース、アーユルヴェーダ、植物療法を学ぶ、自他共に認める“セルフケア マニア”。2023年初めてのハーフマラソンに挑戦。