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高強度インターバルトレーニング (HIIT) が脳内のエンドルフィンの分泌を促すことが新たな研究によって判明した。フィンランドのトゥルク大学の研究チームは、エンドルフィンがHIITワークアウトによって発生した “身体的および精神的なストレス” を帳消しにすると確信する。その内容をオーストラリア版「ウィメンズヘルス」からご紹介。

興味深いことに、HIITは実験参加者の中にネガティブな気持ちを引き起こしていた (本気でまたボックスジャンプやるの!?)。でも、これこそがエンドルフィンの分泌量が増え、爽快な気分がもたらされた理由のよう。

HIITよりも負荷の低い1時間の有酸素運動ではエンドルフィンの量に特段の変化は見られなかったが、“心地よさと高揚感” は上昇した。

このエンドルフィンの分泌メカニズムとは複雑なもの。研究チームによれば、適度な運動はさらなる運動を促してくれる。でも高強度になると、その厳しさに対するネガティブな気分をどうにかするためにエンドルフィンが放出される。ネガティブな気持ちが勝った場合、もう二度と運動はしないと思うかもしれない。それでもこの幸福ホルモンは作られているというからややこしい。

研究チームが言う通り、この実験の価値は、エクササイズによるエンドルフィンの分泌が私たちの運動に対するモチベーションの維持や継続性を左右する可能性を示していることにある。

つまり、HIITには体と心の健康へのメリットがいっぱい。でも結局のところは、長く続けられるエクササイズを選ぶ必要があるということ。

https://www.womenshealth.com.au/hiit-exercise-releases-endorphins-in-the-brain

Text: Team WH Translation: Ai Igamoto Photo:Getty Images