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HIIT(高強度インターバルトレーニング)はたっぷり汗をかけるだけではなく、体調に思わぬ好影響も。

毎日のようにHIIT(高強度インターバルトレーニング)の健康へのメリットが騒がれているけれど、最近の研究ではHIITはジョギングや自転車、水泳などの普通の運動よりも偏頭痛が起きにくくなるということが分かったという。HIITは強度の高い無酸素運動のあとに強度の低い運動を短時間に行うというもの。

この研究では神経疾患を持つ参加者45人に対して、HIIT、普通の運動、運動を行わない比較用グループの3つのグループに分けた。HIITと普通の運動のグループは週2回から3回をトレーニングし、参加者はこの期間にどれくらい偏頭痛がおきたかを記録した。

3ヵ月後に脳血管の状態を調べたところ、運動をした人は偏頭痛が少し減ったということが分かった。また、MCT(水泳やジョギングなど中等度の強さの継続的トレーニング)よりもHIITをしたほうが89%減るということが分かったそう。さらにHIITを行っているグループのほうが偏頭痛の改善だけでなく、脳血管の状態もよくなっているという結果が出たという。脳血管の状態は偏頭痛をよくするためにも大切なもの。

もしも、頭が割れるような偏頭痛に頻繁に悩まされているのなら、いつものトレーニングに汗をかいて息が上がるようなHIITを取り入れてみてもいいかもしれない。

※この記事は、オーストラリア版ウィメンズヘルスから翻訳されました。

Text:Lauren Williamson Translation:Noriko Yanagisawa Photo:Getty Images