実は血糖値が高すぎる7つのサイン

05 December 2017

実は血糖値が高すぎる7つのサイン

近い将来、あなたを襲う健康問題の兆しかも。その内容をアメリカ版「ウィメンズヘルス」からご紹介。

アメリカ国内の2,900万人が糖尿病を抱えているという恐ろしい統計が発表された。糖尿病は高すぎる血糖値に起因する病であるが、米国疾病管理センターの調べによると、このうちの800万人はその事実すら知らないという。

これはまずい。放置されれば、糖尿病は心臓疾患、腎障害、神経障害、視力喪失といった深刻な合併症を引き起こす可能性がある。

未治療患者がこれほどまでに多い理由の一つは、糖尿病の症状が分かりにくいこと。『The End of Diabetes』の著者ジョエル・ファーマン医学博士によると、糖尿病は徐々に進行するので、まさか自分が患っているとは思いもしないという。何かがおかしいことに気付いたとしても、兆候がはっきりしないので、糖尿病に紐づけることができない。

注意すべき症状を知ることの重要性はここにある。血糖値が高すぎる7つのサインが、あなたにはいくつ当てはまるだろう?

02_実は血糖値が高すぎる7つのサイン

トイレに行く回数が増える

排尿量の増加は、血糖値が制御不能な状態であることを示す紛れもないサイン。

ファーマン医師によれば、血中にグルコースまたは糖分が多すぎると、腎臓が排尿によって余分な量を取り除こうとする。

その結果、深夜を含めて普段よりトイレに行く回数が増える。大量の体液を失うことになるので、いつもより喉や口の渇きを感じることもあるそう。

03_実は血糖値が高すぎる7つのサイン

尋常じゃない喉の渇き

排尿頻度の上昇は体から排出される水分量の増加を意味するので、脱水症のリスクに晒されることになるとファーマン医師は説明する。

普段と同じ量の水を飲んでいるのに喉や口が渇くので、さらに水を飲んでトイレに行く回数が増える。

04_実は血糖値が高すぎる7つのサイン

へとへとに疲れている

疲労感は脱水症の典型的な副作用の一つ。ボストンのジョスリン糖尿病センターで成人糖尿病臨床部長を務めるエリザベス・ハルプリン医学博士は、いつもより頻繁にトイレに通って喉が渇いている時には、異様な疲れを感じる可能性があると言う。

就寝時間と起床時間を変えていないのに疲労が回復しないこともある。トイレに行くために夜中に何度も起きることで睡眠が邪魔されるので、思ったよりも寝ていないことがあるそう。

05_実は血糖値が高すぎる7つのサイン

視界がぼやける

目の中心にある黄斑は、ハッキリした中心視力には欠かせない小さなレンズ。ところが、ファーマン医師いわく、グルコース値が高すぎると体液がレンズに入り込んでレンズが腫れる。

この腫れがレンズを変形させ、焦点が合わなくなる。これでは普段通りのメガネやコンタクトレンズを付けていても、視界がぼやけてハッキリしない。

06_実は血糖値が高すぎる7つのサイン

歯茎からの出血

怪我の治りを遅らせる糖分好きのバクテリアは、歯茎にもイタズラをする。ハルプリン医師によると、歯茎が赤く腫れて敏感になり、歯を磨いたり糸ようじを使ったりすると簡単に出血してしまうそう。

通常、体は口腔内の感染による細菌と闘おうとする。「でも、血糖値の上昇によって口腔内のバクテリア対抗力が弱まるので、口の中がバクテリアにとって非常に住みやすい場所になる」

07_実は血糖値が高すぎる7つのサイン

肌に異様な斑点がある

ファーマン医師によれば、高すぎる血糖値は血管にダメージを与える。これには肌直下の血管も含まれ、特に膝から足首までの肌にテカテカした、またはうろこのような赤茶色の斑点が現れる。痒みを伴うことが一般的だが、激しい痛みを感じることもある。

脇の下、脚の付け根や首にも、色の濃いベルベットのような斑点が見られるかもしれない。これは、過剰な血糖によって普段よりも速いスピードで肌細胞が再生されているから。新しい細胞は色が濃いため、このような斑点が現れる。痛みはなくても、痒みや悪臭を伴うことがあるそう。

糖尿病のサインが見られたら?

尋常じゃないほどの喉の渇きや疲労も、1~2日なら問題ない。でも、症状が3日以上続く場合や付随する症状がある場合には、大至急医師の診断を受けること。ハルプリン医師も、「これらは糖尿病の明らかなサインなので、今すぐ医師に相談するべき」 と行動を促す。

病院では、血液テストで血糖値が計測される。高すぎれば、血糖値調整のために薬が処方される可能性があるが、ライフスタイルの変化で大きく改善することも。ファーマン医師によると、野菜を中心とした糖質の低い食生活で、糖尿病予備軍と糖尿病は治療できることが証明されている。

この記事は当初、Men’s Healthに掲載されました。

※この記事は、アメリカ版ウィメンズヘルスから翻訳されました。

Text:Marygrace Taylor For Men's Health Translation:Ai Igamoto Photo:Getty Images

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