健康にいい？ ガーデニングを勧める4つの理由
ジムやダイエットを頑張れない？ 窓の外に目をやれば、総体的な健康づくりに役立つ完璧な策があるかも。それはガーデニング。
ジムやダイエットを頑張れない？ 窓の外に目をやれば、総体的な健康づくりに役立つ完璧な策があるかも。それはガーデニング。
｢ガーデニングは、単に時間が有り余った高齢者向けの道楽ではない｣ と語るのは、ガーデニング専門サイトYatesの園芸コンサルタントであるアンジー・トーマス。
｢体を動かすことから食費の節約まで、誰もが数々の恩恵を受けられるもの｣このメリットを享受するのに広大なスペースも必要ないみたい。
｢広い裏庭があるかどうかは関係ない。バルコニー、テラス、窓台程度のスペースでも、ガーデニングを始めることはできる｣ と彼女は付け加える。
これを念頭に置き、あなたの内なる園芸の才を解き放つべき4つの理由をチェックしてみよう。
Text: Lucy Bode Translation: Ai Igamoto Photo: Getty Images
1．ダイエットになる
掘ったら植えて水をやり、芝を刈っては除草して枝を刈り込む。これはすべて、脂肪を燃やすのにもってこいのアクティビティ。実際のところ、米疾病管理センターのデータによると、たった30分のガーデニングで150～300キロカロリーのカロリーが消費されるそう。
2．ハッピーになる
ガーデニングで手を汚すと、土と土壌特有の細菌との接触を通じてセロトニンが増えることが科学的に実証されている。セロトニンは、鬱な気分と免疫システムを改善してくれる化学物質。
さらに、庭 (または窓台) で食べ物を育てることで、マイルドな高揚感をもたらすドーパミンと呼ばれる化学物質が分泌される。ドーパミンは、フルーツや野菜が育つのを見たり、その匂いを嗅いだり、摘んだりした時に分泌されることがある。
3．お財布にやさしい
自分の野菜、フルーツ、ハーブを育てるのは、経済的にも非常に有意義。トマトは自宅で安く簡単に育てられるヘルシーな食材の一例。庭の1平方メートルをトマトガーデンに変えれば、トマト1キログラムが130円程度で手に入る。スーパーでは1キログラム500円以上。
4．ストレスと不安を緩和する
鉢にハーブを植える、といったガーデニングのタスクに専念すれば、今現在に意識が集中する (無言で何時間も座らなくとも)。マインドフルネスは、自分の思考と感情に対するコントロールを取り戻し、ストレスレベルを下げておくのにとても効果的。
2018年に「ウィメンズへルス」編集部にジョイン。アシスタントを経て、エディターとして美容、フード、ダイエットなどの記事を担当。流行りそうなヘルシーキーワードをいち早くキャッチすることを心がけている。CBDや筋膜リリース、アーユルヴェーダ、植物療法を学ぶ、自他共に認める“セルフケア マニア”。2023年初めてのハーフマラソンに挑戦。
