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サロンで大変身? カットやカラーの前にまずこれを確認。髪型を変えるのは勇気がいるもの。でも、うまくいけば今までの中で一番の自分になれる。ただし、うまく行かないと髪の毛が伸びるまで家に引きこもりたくなることもある。せっかく髪型を変えるなら失敗はしたくない。では、悲劇を防ぐためにはなにに気をつければいいの? アメリカ版「ウィメンズヘルス」がトップスタイリストに聞いてみた。次に美容室に行く前に自分にこの質問をしてみて。

1. 髪の毛はどのくらいの頻度でまとめる?

これは髪の毛を短くしようとしている場合には必ず確認したいポイントだとMizu New Yorkのシニアスタイリスト、スティーブン・デカーロ。短くしすぎるとアップのスタイルがうまくいかなくなるので、どのくらいなら短くしても大丈夫かを美容師と確認するように。

2. 髪の毛にどのくらい時間をかけられる?

特に、前髪を作る場合は気をつけて。「前髪はたいていメンテナンスが必要」とデカーロ氏。彼は、前髪を作る前に、定期的に美容室に通うことができるか、毎朝前髪をちゃんとスタイリングする時間があるか尋ねるそう。もしそれができないなら、前髪は作らない方がいいかもしれない。

3. 新しいヘアスタイルにチャレンジしてもいい頃?

セレブリティーを担当するサンディエゴのスタイリスト、ジェット・ライスはどれくらいの期間、新しい髪型にしようと思っていたかを確認すると話す。もし、答えが1ヶ月かそれ以上であれば、新しい髪型へチャレンジしてもよい頃。でもちょっとした思いつきなのであれば、1週間から2週間くらい待ってもう少し考えてみても。

4. その髪型は現実的か?

よく美容室に行くときはイメージ写真を持って行った方がいいとは言うけれど、これにはスタイリストも賛成の意見。自分もスタイリストもイメージをすり合わせられて、実際にありえる髪型かを判断できる。写真を見てスタイリストから、自分に似合うか率直な意見をもらうようにして、とライス氏。もし、合わないのであればあなたに合うようにどうアレンジすればいいかをアドバイスしてくれるはず。

5. 一番気に入っていた髪色はいつ?

ちょっと変な質問と思うかもしれない、とマンハッタンのOon Arvelo Salonのフランク・スリスキオーニは言うが、これは大事なことだとか。海辺で遊んでいた若い頃の髪の色に戻したいのか、去年の出張中の髪色にしたいのかでは大きく違うとフリスキオーニ氏。つまり、あの頃のように若く見える自由な髪にしたい場合も今のあなたにどう合わせればいいかを美容師が考えてくれる。

6. 肌のトーンはどのくらい?

肌のトーンは季節や、その直前にどこに旅行していたかによっても違ってくる。そして、その髪の色をどのくらいキープしたいのかも変わってくる。たとえば、一年のうちほとんどが日焼けをしない肌なのだとしたら、ブリーチした金色だと血色が悪く見えてしまう。

7. 6週間後、12週間後それぞれどこでなにをしている?

ヘアカラーはかなかメンテナンスが大変で、生えてくる根元をきちんとリタッチしたり、抜けてくる色をきちんとカラーリングしたりしなくていけない。もし、大々的に髪の色を変えようと思っていて、しばらくその色をキープしたいのなら、1ヶ月くらいは美容院に通えるところにいたほうがよさそう。

そして、髪の毛の色を変えるのはなかなか大きな変化なので、新しい髪型に慣れる時間もちゃんと取るようにして。美容室以外の自然光で見てみて、数日経ってからどう思うかも確認して。もし満足しているのならいいけれど、そうでなかったらスタイリストに相談したら直してくれるので連絡してみて。

※この記事は、アメリカ版ウィメンズヘルスから翻訳されました。

Text:Korin Miller Translation:Noriko Yanagisawa Photo:Getty Images