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ヘアスタイリストってどうやって髪を洗うんだろう? 地肌にペッタリ貼りつく髪にボリュームを持たせるには?

ヘアケアに関して言えば、髪用美容液の使い方から静電気の防ぎ方まで、プロ達がこれまでにも数々の秘策を編み出してきた。

時は流れて2018年。ビューティー業界から発信されるヘアケア情報が、ますますユニークでエキサイティングなものになってきた。

例えば、ドライシャンプーの使用やベタついた髪でセットしやすいヘアスタイルを好んで、定期的に髪を洗うのをやめた女性の数は全体の60%に上るわけだけれど、プロ達は反対するどころか、頻繁なシャンプーは皮脂の生成を促すとしてこの風潮を支持するようになった。誰がこんなことを予想しただろうか。

今回は、髪を最高の状態に保てるように、ウィメンズヘルスがイギリスのトップエキスパートからヘアケアの秘訣を入手。これさえ読めば、毎日美容室に通うようなもの。しかも無料で。

【ヘアケアの秘訣】

1.ウェーブはひねって出す

ヘアスタイリングブランドMr.Smithのクリエイティブディレクター、フリーダ・ロッシディスによると、「無造作なウェーブを作るには、濡れた髪を2~3cmずつ取って右へ左へとひねるのがコツ。乾かしている間は、髪がごわつかないよう手を放して。カールアイロンほど “セットした感じ” のない自然な仕上がりになる」 そう。

2.水の温度を調節する

「髪がベタつきやすいならぬるま湯で洗い、頭皮をゴシゴシこする代わりにマッサージしてみて」 と語るのは、ヘアサロンKMSのヘアスタイリストコミュニティGlobal Style Councilでアンバサダーを務めるサム・ブルネット。「じゃないと (こすりすぎと熱いお湯の使用によって) 頭皮が干からびてしまい、皮脂が過剰に分泌される」。過剰な皮脂が問題を悪化させ、ますます油っぽい髪になる。

「リンスとコンディショナーだけ使うのもあり。十分リフレッシュできるし、頭皮を傷めることもない。髪にちょっとしたラフ感が残るので、その手のスタイルを好む人にはおすすめ」

3.寝る前にブラッシング

数々の受賞歴を持つ美容師のリー・スタッフォードによれば、「乾いた髪を頭のてっぺんに向かってブラッシングし、生え際のちょっと後ろでシュシュで結んでおけば寝ている間にボリュームアップ」 できるそう。「朝起きて髪を下ろすと根元がキレイに持ち上がる」

4.カラーを守る

ヘアケアブランド・ガルニエに所属するヘアカラーコンサルタントのトレヴァー・ホールズは、「熱いお湯を使うと髪のキューティクルが開いてしまうので、カラーした髪はぬるま湯で洗い、すぐにコンディショナーを使って色の分子を閉じ込める」 ようアドバイスしている。

5.ファンデーションを活用する

キレイな毛先や新しい髪型を最大限に輝かせるには 「少量のファンデーションを耳に塗る」 のが、コスメブランドNARS所属のグローバルメイクアップアーティスト、アナ・プリアズカのおすすめ。「耳たぶの赤みは強いので、美しく仕上げた顔からすごく浮き出て見える」

※この記事は、UK版ウィメンズヘルスから翻訳されました。



Text: Amelia Jean Jones, extra words by Aleesha Badkar Translation: Ai Igamoto Photo:Getty Images