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朝は時間がないからと、毎日繰り返しているその行為が髪をパサパサにしているかも。

一日に24時間以上あればいいのにと思うくらい時間がない!だから、5分でも惜しいと思うかもしれないけれど、時短テクが髪の毛に与えるダメージを考えると、その時短テクは考え直したほうがよいかもしれない。髪の毛のことを考えるなら、こういった時短のNG行為はやめて。

NG行為1:ドライシャンプーを使いすぎる

忙しい朝には、洗い流さないドライシャンプーは賢明なアイディア、と思うかもしれないけれど、2日間(あるいはそれ以上)連続して使うと髪の毛がいたんでしまう。これは、頭皮も呼吸しなくてはいけないので、化学物質をかけまくることで、毛穴がつまってしまい、空気を吸えなくなってしまうそう。カーダシアン一家やエミー・ロッサムなどのセレブのヘアスタイリングを担当するフランク・ガラッソはドライシャンプーの危険性をこう話す。

ドライシャンプーのかわりにガラッソ氏がすすめるのは、ボリューム感が出るようなシャンプー。麦の複合タンパク質が含まれたものなどもよいそう。その後、コンディショナーを毛先だけに使うようにして。そうすることで、ドライシャンプーと同じように髪にコシを出しながら、べたっとした髪にならない。

NG行為2:高温で乾かす

温度が高いほど、カーラーやドライヤーを使う時間が短くてすむと思っているのでは?確かにそれは正しいけれど、たったの数分の差が髪の毛を守ることになる。高温でスタイリングすると頭皮を熱くするだけでなく、髪がもともと持っている自然な油を乾かしてしまい、ぺたっとした元気のない髪の毛になってしまう。しかも枝毛や、切れ毛につながることもあるそう。

熱から守ってくれるスプレーを使うだけでなく、ヘアアイロンやホットカーラーを使うときは、ティッシュで包んでから使って。こうすることで普通のように使えるけれど、髪を焼かなくてすむ。

NG行為3:湿った髪をスタイリングする

髪の毛をカールしたり、まっすぐに伸ばすのに時間がかかりすぎると思うかもしれないけれど、ぬれた髪に熱いヘアアイロンなどを使うのは絶対にやってはいけない行為。少しでも湿っている髪なら熱いものを使うのはやめて。ヘアアイロンの蒸気はかなり熱いので、頭皮が第3度火傷をする可能性がある、とガラッソ氏。それに、髪の毛もチリチリになってしまうかもしれない。

髪の毛が完全に乾くまで待つか、かわりに熱を加えずにスタイリングしてみて。湿った髪にテクスチャーを与えるようなスプレーをかけてみても。

NG行為4:ストレートアイロンで伸ばしすぎる

何度も髪の毛にアイロンを当てて、いったりきたりさせて伸ばしていると、髪の毛が燃えるかもしれないので、やめたほうがいい。髪を伸ばすときは上から長いストロークで1回で伸ばすように。「髪の毛はデリケートな布のようなものだと考えて。繊細な布に何度も何度もアイロンを押し当てることはないでしょう」とガラッソ氏。確かに言われてみればそのとおり。

ぬれた髪には、スムージングローションをつけておけば扱いやすくなる。そして乾いたら、上から下まで一回アイロンでなでればよい。

NG行為5:ポニーテールをきつくしばりすぎる

髪がうまくまとまらなくて、ポニーテールにすればきっちりとして見える。そして、熱も使っていないのでダメージはないはず、と思うかもしれないけれど残念ながらそうではないという。「きついポニーテールは生え際の細い毛をひっぱって抜いてしまう」とガラッソ氏は話す。

しっかりとまとまったポニーテールのように見せたいのなら整髪料を使ってみて。軽いジェルを使って、少しゆるめに結ぶのがおすすめ。ジェルを使えば、きつくしばったときのようにきれいにまとめることができる。時間がないときにはかんたんな三つ編みやぬれた髪でもよいようなヘアスタイルにしてみても。

※この記事は、アメリカ版ウィメンズヘルスから翻訳されました。

Text:Shannon Farrell Translation:Noriko Yanagisawa Photo:Getty Images