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To-Doリストが悲鳴をあげたくなるほど多い日もある。でも、ギリギリまで手を付けずにいたせいで絶対終わる気がしなくても、焦る必要はない。今までになく生産的な1日を送れることが科学的に証明された方法は、思いのほかたくさんあるらしい。ストレスを感じることなく、大量のタスクを見事にこなしてみせる上で肝心なのは、ちょっとした事前準備と計画性だとか。

1.ワークアウトは朝にする

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ハードなワークアウトを朝一でパパッとこなせば、仕事をはかどらせるのに必要な精神的・身体的なエネルギーが湧いてくる。しかも、『Oxidative Medicine and Cellular Longevity』誌に掲載された論文によると、ワークアウトは認知機能と集中力を高めてくれる。運動すると、目の前のタスクに対する不安な気持ちも薄れていく。

2.食事で集中力を高める

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食生活が脳の健康とメンタル機能に大きな影響を与え、さまざまな食材が注意力、集中力、知能を高めることは、すでに実証されている。つまり、栄養価の高い朝食を摂れば、鳴りやまないおなかが鎮まるだけでなく、より効率的かつ効果的に働けるようになるということ。ベリー、葉物野菜、ナッツ、サーモンなどを朝食に加え、オメガ3脂肪酸、ビタミンB群、抗酸化物質といった栄養素をたっぷり摂るようにしよう。スマートな1日を過ごしたいなら、紅茶代わりにブルーベリー入りのスムージーを飲むといい。英リーディング大学が行った実験では、朝にブルーベリースムージーを飲んだ被験者が、他のものを飲んだ被験者よりも午後半ばの精神的な作業を効率的にこなした。

3.重要なタスクを優先する

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目標は、To-Doリストを今の半分にすること。本当に全部今すぐやるべきことなのかを考えて。To-Doリストにふるいをかけて、本当に優先すべきタスクと、翌日・翌週・翌月まで待てるタスクに分ける時間を設けよう。

4.定期的に休憩する

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忙しい日に時々集中力が切れたり頭がボーッとしたりするのは、体が休憩を必要としているサイン。これを無視せず定期的に休憩を取り、脚のストレッチや短時間のガイド付き瞑想でリラックスしよう。『Journal of Applied Physiology』誌が発表した研究では、長時間座っていると脳への血流量が減ることが判明したそう。その後の研究によって、脳血流量の一時的な低下が思考力と記憶力に悪影響を与え、生産性が低下することも分かっている。

5.ひとつずつ片付ける

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すべてをまとめて片付けたい気持ちは分かるけれど、『Journal of Experimental Psychology』誌に掲載された文献によると、マルチタスクは非効率だとか。これは、2つのタスクの間でメンタル的なギアチェンジをするたびに余計な時間がかかるから。体系的にひとつずつタスクを片付けた方が、自分の時間を生産的に使える。

6.デスク周りを片付ける

ワークスペースがごちゃごちゃしていると、集中するのも一苦労。ある研究では、整然としたキレイな環境で働く人の方が、散らかった環境で働く人よりもパフォーマンスが高かった。研究チームいわく、無秩序な場所では目の前のタスクに集中するのが難しくなるので、仕事の邪魔になるものは今すぐにでも排除して。

※この記事は、オーストラリア版ウィメンズヘルスから翻訳されました。



Text: Tara Ali Translation: Ai Igamoto Photo: Getty Images

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Nana Fukasawa
ウィメンズヘルス・エディター

2018年に「ウィメンズへルス」編集部にジョイン。アシスタントを経て、エディターとして美容、フード、ダイエットなどの記事を担当。流行りそうなヘルシーキーワードをいち早くキャッチすることを心がけている。CBDや筋膜リリース、アーユルヴェーダ、植物療法を学ぶ、自他共に認める“セルフケア マニア”。2023年初めてのハーフマラソンに挑戦。