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こんな習慣はやめて、もっとスベスベな肌を手に入れよう。

誰にでもある毛穴には、みんな一度はイライラさせられたことがあるはず。皮膚科専門医のジョエル・シュレシンジャーに言わせれば 「毛穴は、男女を問わず多くの人を悩ませる体の一部にすぎない」。でも、皮膚科専門医のデンディ・エンゲルマンによると、毛穴を大きく見せ、肌トラブルを引き起こすいくつかの習慣があるという。毛穴をできるだけ詰まらせないために、やめるべきこととは?

1.毛穴やニキビをいじる

ニキビができにくい小さな毛穴を目指すなら、今すぐいじるのをやめること。「両側から押して皮膚を引き伸ばすと、長期的に毛穴のサイズに影響を与える小ジワ、炎症、刺激の形成を助長してしまう」 と語るシュレシンジャー医師はこう続ける。「手荒く触ったり圧力をかけたりすると、毛穴詰まりの原因になる皮脂、バクテリア、その他不純物が手から肌に付着するリスクが高まる」。言うのは簡単なのは確かだけど、潰す代わりにサリチル酸や過酸化ベンゾイルを配合したニキビ治療薬でニキビを治そう。

2.一日中顔ばかり触っている

一日を通して、手と指が何を触るか考えてみてほしい。公共のドアノブ、デスクにテーブル、キッチンの取っ手やクレジットカード。シュレシンジャー医師によると 「手を使う数々の活動をこなした後に顔を触るのは、皮脂、バクテリア、ウイルス、アレルギー源、そしてその他の不純物を肌に移し、毛穴を詰まらせることになる」。心理学者いわく、あなたが顔を触っている時は家族や友達または同僚に教えてもらったり、手の上に座ったりすれば、この癖をラクに直せるそう。無意識のうちに自分の顔にしていることをもっと自覚できるようになる。

3.寝る前にメイクを落とすのを忘れている

聞いたことがあるとは思うけど、重要なので繰り返そう。シュレシンジャー医師によれば 「メイクをしたままでは、一日かけて肌に蓄積したメイク、皮脂、環境汚染物質が寝ている間に毛穴に詰まってしまうので、スキンケア習慣においてメイクを落とすことは非常に重要なステップ」 なんだそう。「ニキビを誘発し、肌の老化を早めるだけでなく、毛穴を大きくしてしまうのも問題」。疲れすぎて洗面所に辿り着けないなら、ベッドサイドにメイク落としシートを隠しておこう。

4.角質除去を怠っている

毛穴をキレイにする一番の方法は角質除去。洗顔料では日々蓄積する角質を完全に取り除けない。シュレシンジャー医師によると 「週1~2回の角質除去で、皮脂や老廃物などの不純物を取り除き、ニキビの発生を防ぎ、毛穴を小さく見せることができる」 そう。

5.間違ったメイクをしている

大きな毛穴は、ついコンシーラーで隠したくなるもの。でもニキビを生じやすい (毛穴を塞ぎやすい) 化粧品は肌を詰まらせるので、ワックス、オイル、バターが含まれる商品を使うのは避けること。「特にニキビに悩む患者さんには、ミネラル化粧品を勧めている。ニキビ、しゅさ、乾癬といったトラブルを抱える肌にも、炎症や有害な副作用を引き起こすことなく使えるから」 とシュレシンジャー医師。ノンコメドジェニックと書かれた化粧品なら大丈夫。

6.毛穴を小さくするクリームやレチノールを使っていない

毛穴を小さくするミニマイザーには想像以上のパワーがある。エンゲルマン医師によると、ミニマイザーは 「毛穴まわりの肌を引き締め、毛穴を目立たなくするグリコサミノグリカンの生成を促進する成分を含んでいる」。ビオレのチャコール・ポア・ミニマイザーはかなりすごい。成分に含まれるチャコール (木炭) が毛穴に入り込み、どんなベタつきも取り除く。30秒経ってから洗い流し、効果を維持するためには週2回の使用がおすすめ。一方、医師による処方が必要なレチノイドは、詰まりや日光によるダメージで大きくなった毛穴を小さくする。ニキビをつくり、毛穴を膨張させるバクテリアを分解することで効果を発揮するんだそう。

出典: Women's Health

※この記事は、オーストラリア版ウィメンズヘルスから翻訳されました。

Text:Jenn Sinrich & Ashleigh Austen Translation:Ai Igamoto Photo:Getty Images