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米国整骨協会誌が発表した研究によると、友達を連れてグループワークアウトに行けば暮らしの質が大幅に改善するそう。その内容を、オーストラリア版ウィメンズヘルスからご紹介。

非常にストレスを感じている69名の医学生を対象に行ったこの研究では、グループでワークアウトを行った学生のストレス低下率が、単独でワークアウトをした学生や全くワークアウトをしなかった学生に比べて26%も高い結果となった。12週間に及んだこの研究は、選ばれた被験者の精神的、身体的、そして感情的な健康状態を視野に入れ、グループエクササイズがもたらす効果の全体像を明らかにした。

研究チームのリーダーであるダイナ・ヨークスは、「友達や同僚と時間を共有し、励まし合いながら困難なことに立ち向かうことには、エクササイズそのもの以上のメリットがある」 とする。

オーストラリアの会員制プログラム6W2Sのパフォーマンス・ライフコーチ、ブレイク・ウォラル=トンプソンもこの結果を支持し、支え合える仲間とのワークアウトが広範囲に与える影響を認めている。

「コミュニティ文化は最強。6W2Sの6週間プログラムでは、ワークアウトと食生活の改善に力を注ぐ一方で、コミュニティ文化を強化する方法を常に探している」

ウォラル=トンプソンは、グループセッションで培われる文化と仲間意識は、幸せな暮らしづくりとストレスの軽減を助け、体の健康に利益をもたらすものだと信じている。

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グループセッションのメリットはないものの、単独ワークアウトにも利点はある。ワークアウトの時間は2倍になり、メンタルヘルスの質が11%向上するそう。とにかく、ワークアウトを全くしないより、一人でもした方がよっぽどいい。この研究においても、実験期間中に運動をしなかった学生からは健康状態の改善が一切報告されなかった。

企業向けトレーニングエキスパートのフランチェスカ・グリーヴのおすすめは、どこでも出来る自重ベースのグループワークアウト。ランチタイムに試してみれば、きっとストレスが発散できる。

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ウォームアップ:

ウォーキングランジ 10回

プッシュアップ 8回

バーピー 6回

これを3セット行う。

セッション:

1チームに4人 (2人が動いている時に残りの2人が休む)
シンクロナイズドバーピー 10回

ジャンプランジ 10回

全力疾走 200m (または階段の上り下り)

シンクロナイズドバーピー 10回

プッシュアップ 10回

これで1セット。9回ずつを1セット、8回ずつを1セットと回数を減らしていき、各動きが1回ずつになるまで行う。

※この記事は当初『メンズヘルス』に掲載されました。

※この記事は、オーストラリア版ウィメンズヘルスから翻訳されました。

Text: Scott Henderson Translation: Ai Igamoto Photo:Getty Images