新婚カップルは、お腹周りの脂肪が若干増える傾向にあると言われているみたい。でも、新たな研究によって、結婚生活が幸せであればあるほど、年とともに体重が増える可能性が少ないことが分かったそう。この内容をオーストラリア版ウィメンズヘルスからご紹介。
研究チームは、既婚または付き合いが長くて “結婚しているも同然” の約2,650名に、夫婦間のサポート体制と負担の度合い、そして夫婦関係の総合的な質を評価してもらった。その後、研究チームは、参加者の体重を9年間にわたって追跡。
その結果、夫婦関係の質とサポート体制が高いと答えた人には、夫婦関係の質が悪いと答えた人に比べて、調査期間中に増えた体重が少ないことが判明したそう。
サポート体制に関する自己評価が1段階上がるごとに、参加者の体重増加は700グラム少なくなり、肥満のリスクも22パーセント低下。
結婚しているも同然のカップルにも同じメリットがあることを考えれば、結婚が長期的な健康の必須条件ではないことになる。研究チームは、この研究結果が、人生におけるあらゆる良好な人間関係の力を反映していると話す。
研究論文の共著者であるイン・チェンは、｢ポジティブな社会関係 (夫婦関係だけでなく、もっと広い意味での社会的なつながりやサポート) が、より健康な体と幸せな暮らしに多くの点で関連している可能性を示す、科学的な証拠が相次いで発表されている。我々の論文も、そのリストに加わる｣ としている。
永遠の大親友の存在も大切みたい。
※この記事は、オーストラリア版ウィメンズヘルスから翻訳されました。
Text: Lauren Williamson Translation: Ai Igamoto Photo: Getty Images
2018年に「ウィメンズへルス」編集部にジョイン。アシスタントを経て、エディターとして美容、フード、ダイエットなどの記事を担当。流行りそうなヘルシーキーワードをいち早くキャッチすることを心がけている。CBDや筋膜リリース、アーユルヴェーダ、植物療法を学ぶ、自他共に認める“セルフケア マニア”。2023年初めてのハーフマラソンに挑戦。
