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不安、食事、ネット―。ほっそりとして引き締まった身体を見れば、ジジ・ハディッドは自信のかたまりに見える。でも、実は彼女も一人の人間。ジジが不安や身体の変化、そしてストレス解消法について教えてくれた。

仕事のプレッシャーについて

私は母に、クラスの中で一番頑張って一番いい子じゃないといけない、と言われ続けてきた。でも私だって他の人と同じように、ダメな日もある。不機嫌でクローゼットにこもって誰にも話をしたくない時とか。でも、会社で働くような仕事じゃないので、日々第一印象をいかによくするか、ということが大切。そして意識的に、この人と一緒にいたい、と思われるように気をつけている。良い人でいることは、みんなにとって良いことだと思っているから。

ジジ流の休み方

仕事で忙しすぎるので、なにかするにも時間が取れない。でも、自分のために時間を使うのはとても大事なこと。色んなことが積もって一杯一杯になってしまいがち。私にとって料理はセラピー効果がある。よく、ボーイフレンドになにか食べたいものを言ってもらい、それを私が作る、というのが好き。

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支えてくれる人について

みんなをハッピーにしようとものすごくエネルギーを使っても、多くの人に頑張っていないと思われるのはつらい。でもそういうときには、私は本当に大事な人に頼るの。つまり友達や家族など本当に大事な人。義理の父はいつも、良いものを信じるからこそ悪いものを信じてしまう、と言っていた。だから自分のことを分かっている人を選べ、と。その人たちが頑張った、と言ってくれるなら、頑張った。もしその人たちがそうじゃないと言うならしっかりと批判を受け止めてそこから学ばないといけない。

不安について

だいたいインタビュー前は不安になる。声も震えるし、それでSNSで色々言われたこともあった。でも、どうにか乗り越えることを学んだし、そうじゃなければ海で大声を出して叫ぶこともいい。みんな不安について話すことを嫌がるけれど、メンタルを助けるためには大事だと思っている。

人はどこかで見た私の写真から私を判断するけれど、私はちゃんと自分と向き合って「自分はいい人で、頑張ったから今の場所にいる」と思い出させるようにしている。疑問を頭から排除して、どんな時でもそこにいるのには理由があると思わなくせなくてはいけない。

ネットでの中傷について

「ジジはランウェイーでひどい」、「かわいくない」など言う人がいる。でも美しさは主観的なものなので、自分の中で事実だと思えることを自分の中で見つけることが大事。たとえば、ジムにいる時だったら、パンチをしている時の姿じゃなく、パンチのできに注力する。この数年で選手だった頃に比べて運動をしなくなったので、身体は変わった。それに加えて年もとったので代謝も変わってきた。そして甲状腺のためにホルモン治療もしている。

みんなネガティブなことにエネルギーを使わない方がよいと思う。お正月とかは1ヶ月ソーシャルメディアから離れている。

ダイエットについて

いつも自分の身体と、身体が喜ぶものを食べることに気をつけなさいと教えられてきた。私にとってそれは、良質な食材を使ってバランスの取れた食事をすること。冷蔵庫はオーガニックな食材でいっぱい。それを組み合わせていろいろな料理に使える。スパゲッティーボロネーズかミートボールのための牛ひき肉、オーガニックトマトソースとベーコンで卵を料理したり、スープのためのトマトとか。でも、毎日料理をしていると言ったらウソになる。チーズとトマトのブリトーのテイクアウトなどをする時も!

http://www.womenshealthmag.co.uk/fitness/celebrity-body/6113/gigi-hadid-reebok-perfect-never-interview/



Text:Emma Pritchard  Translation:Noriko Yanagisawa Photo:Getty Images