そのインフルエンザ対策、無駄かも!? 実はウイルスを防げていない5つの習慣

25 December 2018

そのインフルエンザ対策、無駄かも!? 実はウイルスを防げていない5つの習慣

公共の施設(およびショッピングカートの持ち手やレストランのメニューなど)がウイルスでいっぱいなのを知っているから、私たちは地下鉄の手すりにつかまったり、トイレの「流す」ボタンを押したりするのにもシャツの袖を伸ばしがち。でも、そんなことで実際にウイルスとの接触が避けられるの? アメリカ版ウィメンズヘルスが、米ニューヨーク大学医学部の微生物学・病理学教授、フィリップ・ティエルノ博士に、残念ながら意味のないウイルス対策を教えてもらった。

1.足を使ってトイレの水を流す

手を使わずにトイレの鍵(大量のウイルスが生息)をかけたり外したりできる場合を除いて、トイレに行けば手は必ず汚れる。ティッシュでドアを開け閉めすれば少しはマシかもしれないけれど、最も確実なのは、使用後に石鹸と温水で入念に手を洗い、メインのドアをペーパータオルか肘で押して出ること。


2.近くの人がくしゃみをする時は息を止める

ティエルノ博士によると、呼吸器のウイルス飛沫は空気中に長く留まるので、「本当に長い間息を止めない限り意味がない」。でも、唾液や粘液は1.5メートルくらい先までしか飛び散らないので、息を止めて反対方向へ走れば、ウイルスとの接触は避けられるかも(会議室でくしゃみをした上司は不愉快に思うだろうけど)。


3.回し飲みするボトルの縁を拭く

これはそこそこの戦術。「ボトルの縁に付着した唾液を減らせるという点では、いくらか意味があるけれど、確実ではない」とティエルノ博士。しっかり拭いても、連鎖球菌やウイルス性胃腸炎になることはあるので、回し飲みに参加する価値はない。あなたの飲み物を「ちょっと頂戴」と言われたら、風邪気味だと嘘をついて断ろう。


4.手袋をしたままATMを触る

これなら確かにウイルスが指ではなく手袋に付着する。でも、ティエルノ博士が言うように、自分の手で手袋を外したり、手袋をした手で顔を触ったりした瞬間、ウイルスと接触してしまう。風邪やインフルエンザのウイルスの大半は翌日に死ぬので、手袋を干しておけば(どんなものでも濡れていれば細菌の温床となる)、翌々日にはウイルスフリーになるはず。


5.腰を浮かせて用を足す

何千ものお尻が座った便座に、あえて座りたい人なんていない。でも、ティエルノ博士いわく、実際便座に座ったところで感染症のリスクが高まることはない。「性感染症を心配する人が多いけれど、あの環境で性病のウイルスは育たないし、何らかの病気になるには、便座が異常なまでに汚れていないと(便や嘔吐物が目に見える状態)」。逆に、腰を浮かせて用を足すと、尿の跳ね返り(トイレの中の水に尿が当たって跳ね返ること)のリスクが高まる。 これは間違いなく汚い。

結論

最善のウイルス対策は、手をしっかり洗い、ハンドサニタイザーを使い、手で目・鼻・口を触らず、鼻がグズグズしている人を避けること。

※この記事は、アメリカ版ウィメンズヘルスから翻訳されました。

Text:Kristen Dold  Translation: Ai Igamoto Photo:Getty Images

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