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フィットネスイベントやマラソン大会は参加したことあるけれど、運動するにも新たな刺激を求めているあなた。世界各地で開催されている、一見目を疑うけれど、「楽しそう」「参加したい」と思わせるおもしろフィットネスイベントをご紹介。友人と、家族と、笑顔が生まれること間違いなしの体験を見つけに行ってみない?

新婚旅行を懸けた花嫁の真剣勝負

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花嫁が全力疾走する迫力満点のイベントは、バンコクで開催される「Eazy Running of the Brides」。ウェディングドレスやジュエリーを身に着けて参加するこの大会では、ランだけでなく、妻としてのスキルが試される数々の試練(ゆで卵の殻むきやネクタイ結びなど)を乗り越えなければならない。彼女たちが本気になるのも、優勝者にはラグジュアリーホテルでの結婚式や新婚旅行など、結婚式のあれこれが詰まったパッケージを手に入れられるから。見ているだけでも楽しめそう!

パンケーキ・レースでパンケーキが宙を舞う

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「パンケーキ・デイ」があるって知ってた? カトリックなどにおける四旬節(イースターまでの40日間)は断食期間。おいしいものを食べられなくなる断食の前日に、ミルクやバター、卵を使った贅沢なパンケーキを焼いて食べよう、という伝統的な習わしの日。現代ではイギリス国内各地で、パンケーキ・デイを祝う「パンケーキ・レース」が開催される。参加者は、コスチュームに身を包み、フライパンに乗せたパンケーキを返しながら、決められたコースを走りどれだけ速くゴールできるか競う。ちなみに今年ロンドンで行われる「パンケーキ・レース」は2月13日。

世界各地でハイヒールランが人気

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女性も男性もハイヒールを履いて走るレースが世界各地で盛り上がっている。数十メートルを全力でダッシュしたり、夫婦で手を取り合って仲良くゴールを目指したり。アメリカやスペインなどで行われる大会は、ド派手な衣装に着替えて出場するLGBTのイベントもあったりと、多種多様な内容で盛り上がりを見せる。日本でも開催してほしい!

激しく動き回って体力強化! 水中ホッケー

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こちらはオーストラリアで行われた、水中ホッケーのチャンピオンシップの様子。イギリス発祥の水中ホッケーは、海外だと知名度は高いものの日本ではまだまだ。各チーム6名のプレイヤーが短いスティックを持ち、シュノーケルマスクとフィンを身に着けて、より多いポイントを争う。水中というだけあって、心肺機能も高まってかなり体力がつきそうな競技。ぜひトライして!

自然と笑顔に! 童心にかえるフィットネス

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着ている服やメイクのことなど気にせず、目いっぱい泥だらけになれるスポーツが「泥んこサッカー」。もともと、アスリートや兵士の訓練として始まったとされる(諸説あり)。今では世界選手権も開催されるほどの人気っぷり。その秘密は、オフサイドなどの細かいルールがなく、ただ楽しめるところにあるのかも。時には童心にかえって目いっぱい遊べば、ストレス発散になること間違いなし。

ロマンチックさゼロな奥様運び

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フィンランド発祥の「奥様運び」世界選手権大会の様子。夫が障害物を乗り越えながら、パートナーを担いでゴールする、と聞いただけでエキサイティングな競技。253.5メートルの公式トラックは砂地や草地でできており、途中深さ1メートルの水の障害物を越えなければならない。パートナーはお姫さま抱っこやおんぶで運ばれるのかと思いきや、夫の背後にぶら下がって必死にしがみつく様子は、本気度の高さを物語る。

大根を全力で引っこ抜き!?

首と先が細く、真ん中が太い「中太り」が特徴的な練馬大根を力いっぱい引っこ抜く、その名も「練馬大根引っこ抜き競技大会」。一定時間内に抜いた大根の本数を競う選手権の部では、青首大根に比べて、引き抜くのに3~5倍の力が必要というだけあって、かなりハードな戦いが繰り広げられる。選手権の部以外にも、15歳以下の子どもとその保護者が5名以下のチームを作り、抜いた大根の長さを競うチームグループ参加の部もある。

大会で収穫した大根は、練馬区内の小中学校の給食に使われるから、抜きがいがある。おみやげとしても大根を持ち帰れるから、笑いに満ちた大会の余韻にしばらく浸れそうな予感。

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Photo:Gettyimages

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Sawako Motegi
コントリビューティング・エディター

スポーツファッション・サステナブルの記事を担当。山梨県の富士河口湖町へ移住し、オンラインを駆使して取材活動を行う。フェミニズムや環境問題などの時事ネタやニュース、人を掘るのが得意。  2020年までウィメンズヘルス編集部に在籍。