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知っての通り、顔の皮膚の変化は因子が多く予測不可能。使っているコスメ、周りの環境(エアコンをつけっぱなしにすると肌が乾くなど)、ストレスのレベル、そして生理周期までもが肌の見た目と触感に影響している。そして、栄養価の高い食品を使ったバランスの取れた食生活は体全体を健康にできるものだけれど、肌のお手入れをする際には食べるべき食品、避けるべき食品があるそう。

専門家の意見を得るため、スイスの自然療法家でスキンケア専門家のレア・ベイルハーツを取材した。

ニキビに良い食べ物

亜鉛が豊富なもの

ほうれん草や玄米、レンズ豆やひよこ豆、牡蠣や多くの肉類に含まれる亜鉛は、今すぐ食生活に取り入れるべきビタミン。「亜鉛は肌の治癒力を高め、治ってからも肌荒れを少なくする効果がある」

オメガ3が含まれているもの

朝食にチアシードを振りかける人や、昼食にサーモンを一切れ食べる人に朗報。

「魚やナッツ、シード類に入っているオメガ3脂肪酸はαリノレン酸を含み、それが肌を潤し、柔らかさとハリを保たせる」

キムチや納豆などの発酵食品

Homemade Kimchee
4kodiak//Getty Images

さっぱりした紅茶キノコからおつまみのキムチまで、発酵食品は食べやすくておいしい。ベイルハーツが最後に勧めるのは「食生活の改善で腸を健康にして、そこから肌の状態改善につながるか見てみること。さらに腸の健康を支えるには、プロバイオティクスや腸に優しい発酵食品を多く食べることもおすすめ」

ニキビに悪い食べ物

チーズやチョコレートなどの乳製品

Various dairy products
Maximilian Stock Ltd.//Getty Images

チョコレート、牛乳、チーズ、ヨーグルトやアイスクリームなどに含まれる乳成分は、ニキビができた時には避けたい。ベイルハーツいわく、乳製品はニキビの悩みを深める原因。炎症や皮膚の損傷を増やし、肌の老化やニキビにつながるという。

砂糖、砂糖を多く含む食品

さらに、間食を取るにしても紅茶やコーヒーにひとさじ加えるとしても、肌が荒れているときは砂糖を控えよう。「糖分にニキビを誘発される人は多い」とのこと。

「たまにチョコレートを食べるくらいで吹き出物はできないけれど、継続的に甘いものを食べすぎると肌が悪化する恐れがある。甘いものの量は毎日ではなく週に数回、必需品ではなくご褒美として考えて」

ビスケットやシリアルなどの精製炭水化物

肌荒れ時には、ビスケットや揚げ物、加工シリアルなどの精製炭水化物を避けよう。「ニキビの原因になる食品には個人差がありますが、やはり多いのは乳製品、砂糖に並んで精製炭水化物の多い食生活。毎日何を食べているかを、肌の状態と合わせて記録すると、犯人が分かるかも」

※この記事は、オーストラリア版ウィメンズヘルスから翻訳されました。

Text:Iantha Yu Translation:Emi Ito Photo:Getty Images