「亜鉛不足」と言われても、パッと分からない人も少なくないのでは?亜鉛が体内で足りているかどうかは一目で分かるもの....
「亜鉛不足」と言われても、パッと分からない人も少なくないのでは?
亜鉛が体内で足りているかどうかは一目で分かるものではないけれど、亜鉛不足がトラブルや体調不良の原因になっていることも。オーストラリア版ウィメンズヘルスが紹介する、亜鉛が足りていないことを示す「5つのヒント」。どれも身近に起こるものばかりなので、チェックしてみて!
Text: Lucy Bode Translation: Emi Ito Photo: Getty Images
体内に存在する亜鉛のうち6%は皮膚に存在するため、亜鉛が足りていないと肌に影響が出る可能性もあるらしい。
また、亜鉛には炎症の抑制効果や殺菌効果があり、ビタミンA・Eの吸収を手助けしてくれる頼もしいミネラルでもある。その分、足りていないと吹き出物ができやすくなるのだとか。
亜鉛が十分に摂れていないと、免疫機能が通常通り働かなくなる可能性も。すると、体調の回復にもかなりの時間を要してしまう。
睡眠を促してくれるホルモン、メラトニンの生成と調整には、どうやら亜鉛が重要な役割を担っている模様。ある研究によると、メラトニンとマグネシウムを含む亜鉛サプリを摂取することで、不眠症が改善した結果も出ているのだとか。
亜鉛は、髪の根元にある毛根を包む組織である毛包(もうほう)のタンパク構造を丈夫に保つ。髪の健康をいたわるためには欠かせないそう。
また、抜け毛が多い人によくある症状として「甲状腺の調子が悪い」ことが挙げられるという。これは体が亜鉛をきちんと吸収していないサインとして捉えた方がいいみたい。
ほこりや花粉などのアレルギー誘発物質に敏感になってしまうのは、実はアレルギーに関連する物質ヒスタミンがたくさん放出されているからだそう。このヒスタミンが過剰に放出されないよう、うまく調節してくれるのが亜鉛の働きの一つだそう。鼻水や炎症、湿疹などがあるのならその原因の一つに、亜鉛不足があることも疑ってみて。
※編集部註:記事中で挙げられた症状、トラブルは亜鉛不足以外の可能性もあります。亜鉛不足と自己判断したり、亜鉛を摂取することでケアすることはおすすめしません。トラブルがある場合は、医療機関などの受診をおすすめ致します。
※この記事は、オーストラリア版ウィメンズヘルスから翻訳されました。
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