毎日の食事でも運動量でもない! 痛恨、体重が増える原因となる「日常的な行為8」
食生活を正し、運動もがんばっている……と努力すればするほど、体重が増えたときの落胆の度合いは大きいもの。でも実は....
食生活を正し、運動もがんばっている……と努力すればするほど、体重が増えたときの落胆の度合いは大きいもの。でも実はその体重、ヘルシーな食事やワークアウトとは関係のないところで乗せてしまっているものかも。意図せずに体重が増えてしまう、日常生活でやりがちな「8つの行為」をアメリカ版ウィメンズヘルスが検証!
Text: Zahra Barnes Translation: Yukie Kawabata Photo: Getty Images
以前より水分を多く摂るようになった
「人間の体はほとんど水でできているため、体重は水分の摂り方次第で多少は左右されます」と説明するのは、ヘルス&フィットネス企業「Wellness Nutrition Concepts」の創業者で『Small Steps to Slim』の著者である管理栄養士のアシュビニ・マシュル。喉が渇いていれば体重は少し減り、たっぷり水分補給をしていれば体重にも多少の影響がある。
ただ、空腹と喉の渇きを取り違える人が多いと指摘するのは、栄養に関するサービスを提供する「Nerdy Girl Nutrition」の創業者であり管理栄養士のサマンサ・フィンケルシュタイン。食べ物を手に取る前に喉が渇いていないか確認する癖をつけるのは、食べ過ぎを防ぐ一つのコツ。
夜更かしするのが好きで、睡眠時間は基本的に短い
睡眠が不足していると、朝の会議でのパフォーマンスが落ちてしまったり、通勤時にイライラしやすかったり、とその日の気分を損ねてしまうもの。ダイエットも同じく悪影響を受けるそう。十分な休息がとれていないと、ストレスホルモンのコルチゾールが大量に分泌され、食後のインスリン値が跳ね上がってしまうそう。「これらのホルモンは脂肪を蓄積しようとするため、体重の増加につながります」とフィンケルシュタイン。
さらに夜しっかりと睡眠がとれていないと、脳の満腹中枢を刺激するレプチンが減少し、食欲を増進させるグレリンが増加してしまうとか。結果、必要以上に食べてしまうのだとか。
運動した後は、プロテインシェイクと夕飯の両方をとっている
プロテインシェイクはワークアウト後の筋肉の修復に効果的。でも運動後に食事をする場合はあまり必要ないみたい。フィンケルシュタインいわく、「たくさん運動する人でも、炭水化物と脂質、タンパク質のバランスが整った栄養補給さえできていれば、エネルギーは十分補充されます」
アスリート選手でない限り、プロテインシェイクと食事の両方を摂取する必要はあまりないということ。ちなみにフィンケルシュタインは、既製品のプロテインシェイクはおすすめしないそう。「ほとんどのプロテインシェイクに大量の砂糖や添加物が加えられています。運動後に摂取したいものとは思えません」とフィンケルシュタイン。
最後にマシュルはこうアドバイスしている。「体重の変化に執着するよりも、自然食品を中心としたヘルシーな食生活を送り、定期的に運動をすることで“健康な体作り”に重点を置きましょう」
※この記事は、アメリカ版ウィメンズヘルスから翻訳されました。