料理をするとき、野菜の皮はどうしてる? ものによっては、むしろ皮ごと食べたほうが、栄養をたっぷり摂(と)れる野菜....
料理をするとき、野菜の皮はどうしてる? ものによっては、むしろ皮ごと食べたほうが、栄養をたっぷり摂(と)れる野菜や果物もある。でも皮をむかない方がいい野菜や果物ってどれ? 意外と知らないそんな疑問に、管理栄養士のケイティー・カヴトが回答!
Text: Brittany Risher Translation: Yukie Kawabata Photo: Getty Images
従来のマッシュポテトやポテトサラダ、ローストしたジャガイモのサイドディッシュなど、基本は皮をむいて調理されている。でもカヴートいわく、ビタミンB群や微量ミネラルの20%は皮に含まれているので、皮をむかずに食べたほうが栄養価は高くなる。さらに皮は、唯一食物繊維が摂れる部分でもあるとカヴートは補足している。流水でゴシゴシ洗えば、ジャガイモは皮ごと食べてOKと覚えておこう。
ナスの皮に含まれているフィトケミカルの「ナスニン」は、強力な抗酸化物質としても知られている。老化や病気がもたらす細胞の損傷を抑制してくれるそう。
サツマイモの皮は最も栄養素を含有している部分である、とカヴート。現にビタミンCやカリウム、β-カロテンまで含まれているそう。
キュウリの皮には、免疫力を高める抗酸化物質や食物繊維が含まれており、便秘予防や、消化器系の健康をサポートしてくれるそう。
大地でのびのびと育つニンジンは、しっかりと洗ってあげれば、皮をむく必要なんてないとか。カヴートが言うには「ニンジンに含まれる全ての抗酸化物質は、皮に凝縮されているか、皮の下の部分に含まれている」そう。
リンゴの皮はあまり消化がよくないという理由から、皮をむいて食べる人が大半のようだけど、消化が良くないのは食物繊維がたっぷり詰まっているから。むしろ、リンゴの皮は、消化を助けてくれるうえ、満腹感を与えてくれる。「リンゴの皮には、クェルセチンやビタミンC、抗がん作用を持つトリテルペノイドが豊富に含まれています」とカヴート。
※この記事は、アメリカ版ウィメンズヘルスから翻訳されました。
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