ランチも終わり、うとうとしてきた職場での昼下がり。眠気覚ましにコーヒーに頼るのもいいけれど、たまには別のものも試してみては？ 今回はコーヒー以外でも目覚まし効果を発揮してくれる、オーガニックなカフェイン入りドリンクを3つご紹介。
なんでオーガニック製品を選ぶべきなの？
農薬を使用することによって、水や土が汚染されてしまうことはご存じの通り。国連食糧農業機関の調べによると、1分ごとにサッカー場30個分の肥沃な土が失われているとか。さらに人口が増えることで需要が高まっている水も、農業由来の汚染によって減少傾向にある。
普段生活している分にはあまり気付かないけれど、大量生産・大量消費・大量廃棄の消費社会が環境問題を深刻化させているのは確か。そこで農作物など生きていくうえで必要なものを育てる基盤を整え、持続可能な環境を作り出していくのが有機栽培。有機栽培では農薬を使わない分、土も整ってくるため、大量の水を使用する必要もなくなるそう。
オーガニック農業に完全シフトするまではまだ時間がかかるかもしれない。そんななかでも、有機栽培された食品を選ぶことは、地球に負担のかからない農業をサポートする一つの方法。まずはエナジードリンクからオーガニックに変えてみては？
眠気覚ましだって健康的に！ オールナチュラルなエナジードリンクをチョイス
海外の自然食スーパー「ホールフーズ」でも展開する、イギリス生まれの「Scheckter’s Organic Energy」。有機JAS認証も受けているこのオーガニックエナジードリンクは、人工的な着色料や甘味料、タウリン、合成カフェインまで全て不使用。元気をくれるのはガラナ、緑茶とグリーンコーヒーを調合した有機カフェインブレンドだそう。有機アガベネクターで甘みを加え、エナジードリンクで気になる砂糖も完全カット。健康的に眠気を吹き飛ばしたい人にはぴったりの一杯！
Scheckter's 有機JAS認証オーガニックエナジーライト（ザクロとレモンの味）250ml 1ケース12本入り
遅い時間のコーヒーが眠りを妨げているなら。紅茶にスイッチ
紅茶に含まれるカフェインの量は、コーヒーの約半分で30g/100ml*。そのため、夕方以降にコーヒーを飲むと眠れなくなる……とお悩みの方には紅茶がおすすめ。カフェイン量が少ないだけでなく、お茶に含まれるアミノ酸のテアニンがカフェインと結合し、効果を弱めてくれるそう。
環境にも人にもやさしいオーガニック食品を主に提供し、昨年で30周年を迎えた「アリサン」のお茶は、インド・ダージリン地区からとれたオーガニックのダージリンティー。ベルガモットが香るアールグレイティーは、ストレートで飲むのがおすすめ。気分に合わせてレモンティーやミルクティーにしてもおいしそう。
＊食品安全委員会調べ、360mlの熱湯で1.5?4分浸出した場合
アリサン 有機ダージリンティー 100g
カフェイン含有量はコーヒーの2倍!? たまには玉露にトライ
実はカフェインの含有量がとても多い玉露。食品安全委員会の調べによれば、玉露のカフェイン含有量はコーヒーの60mg/100ml*1に対して、なんと160mg/100ml*2。若い芽ほど多くカフェインが含まれているそうで、成熟した芽だとカフェインの量は少なくなるそう。コーヒーの2倍以上のカフェインが摂れてしまうため「こんなに摂取したら危険なのでは？」と思いきや、お茶に含まれるタンニンという成分とカフェインが結合することで、カフェインの効果が少し抑制されるみたい。
鹿児島県にある坂元園の玉露は、ぼかしといわれる有機発光栽培肥料から育った、栄養たっぷりの茶葉を使用。坂元園で栽培されるのは玉露のみで、生産するのはこだわりの一番茶だけ。深いコクと甘い味わいを昼下がりに楽しんで。
＊１：粉末10g使用した場合。コーヒーの種類によっても変わります
＊２：茶葉10g使用し、60℃のお湯を60ml、2.5分浸出した場合
坂元園オーガニック玉露 茶娘 100g
玉露や紅茶はマイボトルで楽しもう！
茶葉から抽出するものは、急須がないと飲めない印象。そこで熱々の玉露や紅茶をオフィスでも楽しむのに便利なのが、「ONE IS ALL」の真空断熱タンブラー。茶漉（こ）し付きなので、茶葉とお湯があればどこでもお茶が楽しめる。保温時間は6時間だけれど、2重ステンレスなので手で持っても熱さを感じないのはうれしい。普通の水筒としても使えるので、飲み終わったら水を入れるなどしてマルチに使ってみて。
ONE IS ALL 茶漉（こ）しつきティーボトル
※ 記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がウィメンズヘルスに還元されることがあります。
Photo: Getty Images
