午後には、朝食で摂取した栄養素が体に吸収されて、プロバイオティクスも最大限の力を発揮しているはず。でも、頭と体はこの時点で早くも次の燃料補給を必要とするもの。午後3時に重だるさに襲われるのもそのせい。
このタイミングでプロバイオティクスを補給できるよう、超シンプルかつ作り置きできる間食を用意しておくのが一番。おすすめは以下の3つ。
①テンペと焼き野菜のサラダ
大豆発酵食品のテンペには、プロバイオティクスがたっぷり。大きなグリーンサラダを作り、焼き野菜とテンペを加え、オリーブオイルまたはアボカドオイルで和えるとおいしい。
②フルーツスムージー
マンゴーやバナナなどのフルーツに、牛乳を適量加えてヨーグルトを混ぜるスムージーにも、プロバイオティクスがいっぱい。
③みそ汁
みそは、発酵させた大豆に塩と麴(こうじ)を加えたものなので、具材をたっぷり入れた味噌汁は栄養も満点。
上記の通り、発酵食品は優秀なプロバイオティクス供給源。ヨーグルト、みそ、テンペ、話題のコンブチャは、発酵食品の一例。
なかには「サプリメントからプロバイオティクスを摂取するのはどうなの?」と思う人もいるはず。サプリでの摂取は確かに楽。ここで覚えておくべきなのは、プロバイオティクスが効果を発揮し、結腸で増殖するには、無傷で胃を出る必要があるということ。でも、胃の中の環境は過酷かつ酸性なので、プロバイオティクスが腸にたどり着くまでに壊れてしまい、結局摂取しても恩恵を受けられない場合があるそう。プロバイオティクスが早期に壊れてしまわないためには、アボカドなどに含まれるヘルシーな脂質をプロバイオティクスと一緒に摂取するのが◎。脂質が盾となり、プロバイオティクスを胃酸の攻撃から守ってくれるそう。
ベストアドバイス:
小腹がすいてくる午後3時のためにも、腸が元気になるスナックを用意しておこう。