便意を促すのに役立つ栄養素といえば、食物繊維。バナナやキャベツ、キノコ類や玄米などから簡単に摂取できるものの、1....
便意を促すのに役立つ栄養素といえば、食物繊維。バナナやキャベツ、キノコ類や玄米などから簡単に摂取できるものの、1日の目標推奨量である18g(*1)を満たしている女性は少なく、平均で摂(と)れているのは、だいたい11〜13g(*2)だといわれている。でも、食物繊維が足りているかどうかは、どうしたらわかるの?『The Small Change Diet』の著者であり管理栄養士のケリ・ガンズがアメリカ版ウィメンズヘルスに教えてくれたのは、食物繊維が足りていないことを示す3つのサイン。
Text: Annie Daly Translation: Yukie Kawabata Photo: Getty Images
大抵の人は、便秘が食物繊維不足の証だと思い込んでいるようだけど、ガンズに言わせれば、毎日排便がない時点で、既に食物繊維が足りていないとのこと。
食物繊維がコレステロール値を下げることを示唆する研究があるように、どうやら食物繊維とコレステロールには深い関係性があるらしい。食べものから摂取した食物繊維は、腸内でコレステロールを包み込んで体外へ排出する。つまり、「食物繊維を十分に摂取しなければ、コレステロールは排出される機会がないので、体内のコレステロールの数値がどんどん高くなってしまうわけです」と、ガンズ。コレステロール値は、薬局などでも測定ができるので気になる人は測ってみて。
「食物繊維はゆっくりと消化吸収されるため、満腹感が持続します」とガンズ。もし、朝食や昼食を食べたにも関わらず、すぐにおなかがすいてしまうのであれば、それは食物繊維が足りていないせいかもしれない。タンパク質を多めに摂取できるよう朝食に卵を2個食べるのもいいけれど、食物繊維が不足してしまわないよう全粒粉トーストを加えてバランスのいい食事を心掛けて。
※この記事は、アメリカ版ウィメンズヘルスから翻訳されました。
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