このチーズには、ほとんどの熟成チーズよりも酪酸が多く含まれているため、食べれば冒頭で述べたメリット(結腸がんを防ぎ、病気の原因になる炎症を減らし、肥満を食い止める)への近道となるとか。また、グリュイエールチーズが食後の血糖値を安定させ、将来の2型糖尿病のリスクを下げるのに役立つことを指摘する研究結果も。
むくみを防ぎたいときは、「スイスチーズ」
乳製品でおなかが張ってしまう人でも、スイスチーズなら大丈夫かも? というのも、むくみの原因となる乳糖(ラクトース)の大半は、スイスチーズのようなハードチーズを作る過程で取り除かれるもの。通常牛乳1杯には約12gもの乳糖が含まれているけれど、スイスチーズなら1食あたりの乳糖は1g未満。
健康な歯を保つには、「チェダーチーズ」
ある論文によると、チェダーチーズは口腔(こうくう)内の酸性度を低くすることが判明。そのおかげで歯のエナメル質が擦り減らず、歯垢(しこう)の原因となる糖や細菌の影響を弱める唾液の分泌が促進されるそう。食事や軽食のあとに28gのチェダーチーズを食べるだけで、口腔(こうくう)内での酸の生成が30%低下することもあるとか。
※この記事は、アメリカ版ウィメンズヘルスから翻訳されました。