身体のことを学ぶのはエンドレスだから面白い！ 湊ジュリアナさんインタビュー

「10代で知識がなく、やみくもなダイエットで失敗しました。それからは自分自身の体についてもっと知ろうと勉強しました」。もともと凝り性でもあり、独学で体づくりの知識を身に着けた。「人に頼るのもいいけれど、自分の感覚でリサーチするのも大事。何十人ものトレーナーなど専門家の知識や考えを取り入れ、『make sense！』と納得できるものを積極的に取り入れました」

「ボクシングやムエタイなど本気で向き合う試合が好き。ジムも本気の空気が漂う場がいいと、ストイックなジムに通い始めました」。今まで通っていた楽しむためのジムと違って、本格的な身体づくりに励む人も多く、トレーニング以外にもウエアやギア、食事に関することなど様々な情報を交換できる。「どんな情報も一度は受け入れ、実際に自分で体感して確かめるようにしています。わからないという不安が一番のストレスなので徹底的に調べます。学ぶのってエンドレスだから楽しいですよね！」と目を輝かせる。

　TRXトレーニングのインストラクターの資格を習得したのも教えるためではなく、自分自身のため。「これは適当にやったら危ないな、と感じました。効率的なトレーニングを続けるためには本質を学んだほうがいいと感じたんです」。エクササイズの内容、何を食べたか、細かな体調を記録したトレーニングノートも必ずつけている。

「知りたがりなんですよ。今日はこの部分がちょっと硬かったな、息があがったなどの日々のデータがあると、新しいサプリを試した時にもどう変化したのか、わかるでしょ？」。ゴールドジムのサービスもリサーチのために賢く活用。「準備していないのに急にジムに行きたくなったときはウエアやシューズをレンタルします。最新モデルを試着し、実際に汗を流せるので着心地や動いたときの後ろ姿など、どう見えるのかもチェックできるから一石二鳥」

栄養や調理に関しても学び、マクロビマイスターの資格を得た。「食べたいものは我慢しません。行きたいレストランのリストを書き綴っているくらい食べるのも大好き。でも食べ過ぎたなと思ったら歩いて帰ったり、ラーメンのスープは残すなど、調整をしています」。これも食事についての理解が深まったからこそ。

「知識がなかったころはどう対処したらいいかわからないのが怖かった。今なら自分で判断することができます」。この東京に住む限り、ストレスとは切り離せないのも事実。

「自分を褒めることもしかることも必要。仕事が忙しい、時間がないなどそれぞれ事情はあるけれど、できない理由はない。次の旅行でビキニが着たいな、気になる彼に可愛いと言われたいな、なんでも目標にしたら、日々、トレーニングを続けられるきっかけになる。頑張れる理由を作るのと、自分の体を好きなるところから始めたらどうかな」

ブラトップ ¥1,550／ベルシュカ（ベルシュカ・ジャパン カスタマーサービ
ス） パンツ ¥6,990／リーボック（リーボック アディダスジャパン お客様相談窓
口） グローブ、シューズ　ジュリアナさん私物

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