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一般的に知られるスクワットは、下半身の大きな筋肉のシェイプアップに効果的。例えば臀筋(でんきん)、ハムストリング、や大腿(だいたい)四頭筋など。でも、太ももと太ももの間に「隙間」を作る内ももシェイプアップに効果的なのは、「相撲スクワット」と呼ばれるものだとか。

その正しいやり方を、ニューヨークのジム 「Power Health and Performance」の運営者であり、認定ストレングス&コンディショニングのスペシャリストであるジョン・カラルコがアメリカ版ウィメンズヘルスにレクチャー!

そもそも、相撲スクワットってどうやるの?

足を腰幅よりも少し広く開いて立ち、つま先を45度外に向け、上半身を若干前かがみにする。息を吸いながら膝を曲げ、太ももが床と平行になるまで腰を落とす。息を吐き、かかとで踏ん張りながら体を押し上げ、スタートポジションに戻る。これで1回。理想はこれを8-15回繰り返すこと。体力に自信がある人は、体の前で腕を下に伸ばし、両手でダンベルかケトルベルを持って難易度をアップしてみるのもあり。

相撲スクワットのポイントは、スタンスの幅。カラルコいわく、狭すぎると内転筋やハムストリングに負荷がかからず、広すぎると腰を落としたときに股関節が動かなくなるのだとか。

何が最適かは人によって違うので、まずは色んな幅で試してみるのがベスト。最初のうちは腰幅より少し幅をとって立ち、ウエートを使わずにスクワットしよう。そこから足の位置を徐々に広げていき、フォームを崩さず内ももの伸びを感じられる幅を見つけてみて。

でも、本当に効果は出るの?

効果は出るといえる。相撲スクワットは、従来のスクワットと同様、大腿(だいたい)四頭筋、臀筋、ハムストリングにも効くエクササイズ。カラルコが言うように、スタンスを広げることで内転筋に負荷がかかり、鍛えにくい内ももの筋肉が強くなってくれるそう。

何回やればいいの?

下半身を鍛えたいなら、週2-3回が理想。筋トレメニューの一環として、8-15回を3-4セットやるのが理想的。

カラルコは「相撲スクワットで全力が出せるように、下半身を疲れさせないエクササイズと組み合わせるのがおすすめ」とアドバイスしている。

これであなたも美脚を目指してみては?

※この記事は、アメリカ版ウィメンズヘルスから翻訳されました。



Text: Rachael Schultz Translation: Ai Igamoto Photo: Getty Images