パートナーとふたりで、器具を一切使わずに100%自重で行う「パートナーレジスタンスワークアウト」。第2弾となる今回は、肩まわりのトレーニングをご紹介。
肩のトレーニング? 聞いただけではピンとこない人も多いはず。けれど、タンクトップやベアトップワンピース、ビキニなど肩を見せるおしゃれが増える夏は、実は鍛えておきたいパーツ。
「パートナーレジスタンスワークアウト」の一番の魅力は、パートナーとコミュニケーションをとりながら楽しく運動できること。「もっと負荷をかけて!」「きついけどあと3回だよ、がんばろう」など互いに声を掛け合って、力の入れ具合を調整できる。だからこそ効率よく、そして無理なくワークアウトを続けられるというわけ。
動作を行う“Mover(ムーバー)”と負荷をかける“Resister(レジスター)”に分かれたら、早速トレーニングスタート。夏までボディメイクのモチベーションをキープするなら、ぜひトライして!
POINT:ムーバーは「PUSH(押す)」動作にフォーカス
(衣装協力元:アシックスジャパン)
1/3 肩の裏側に効く! Bent Over Straight Arm Rear Delt Raise
1)ムーバーは足を肩幅に開き、ひざを曲げる。上半身が床と平行になるまで倒したら、伸ばした腕を肩と同じ位置まで上げて、下げる。
2)レジスターはムーバーの腕を押し返す。このとき、腕の先の方を押さえると、より高負荷に。
2/3 肩のサイドを引き締めるSeated Shoulder Press
1)ムーバーは大きく胸を開き、腕を上側に90度曲げる。手のひらで天井を押すように上げて、下げる。このとき、レジスターの脚に寄り掛かると力が入りやすい。
2)レジスターは、ムーバーの手を真上から押し返す。
3/3 胸にも効く! 肩の前側を鍛える Bent Arm Lateral Raise
1)ムーバーは足を肩幅に開いて立つ。両ひじから肩にかけて一直線になるように胸を開き、腕は直角に曲げる。つぎに、腕を肩と同じ位置まで上げて、下げる。
2)レジスターはムーバーの腕を押し返す。ひじより先を持てば、より高負荷に。腕を持つ位置を調整して、力が入りやすいちょうどいいポイントを見つけて。
■今回教えてくれたのは……
企業向けのチームビルディングフィットネスクラスを始め、認定ワークショップ、フィットネスコンサルティングサービスを提供する「CoFit Movement」のファウンダー、Leo FuchigamiさんとMenya Hingaさん。
「CoFit Movement」は、フィットネスを通じてより明るく、健康で、パッションのある世界を作り上げることを目指す東京のスタートアップ企業。現在主流となっている、ひとりで行う自己完結型のトレーニングではなく、人と繋がり、交流することを重視した「コネクションフィットネス」を推進している。
詳細は、cofitmovement.comをチェック。
Movie: Kento Higuchi Fit Girls: Misa Watanabe & Miyu Date
スポーツファッション・サステナブルの記事を担当。山梨県の富士河口湖町へ移住し、オンラインを駆使して取材活動を行う。フェミニズムや環境問題などの時事ネタやニュース、人を掘るのが得意。 2020年までウィメンズヘルス編集部に在籍。