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大自然に身をゆだねて、非日常を味わえるキャンプやピクニックは、気候が穏やかで新緑を視界いっぱいに堪能できる4月・5月がオンシーズン。今年こそアウトドアを楽しみたいという初心者のために「コレをそろえておけばアウトドアレジャーが10倍充実する」というマストアイテムを、ウィメンズヘルスのキャンプマスターTomo氏に聞いてみた。入門編は、ピクニックなど幅広いレジャーに活用できるグッズをご紹介。

何よりも優先すべきは軽量かつコンパクトであること!

「アウトドアが楽しくなってくると、いろんなグッズを揃えたくなります。キャンプ好きがまず経験する失敗は、一見かっこいいけど実は使い勝手が悪いものを購入して後悔すること(笑)。デザインがかっこいいもの、機能が充実したものを選びがちですが、大切なのは“軽量”“体積が小さい”ことです」と語るTomo氏。

数々のブランドの中から「コレだ!」と思うアイテムを探し出すのは至難の業。特にアウトドアグッズは、使ってみないとその良さがわからないからこそ、失敗を繰り返してきたキャンプ好きのアドバイスは参考になる。

まず手に入れるべきマストアイテムは?

キャンプを満喫するためにまず買うべきアイテムがこの4アイテム。これらは公園でのピクニックでも重宝するはず。

●マット
●寝袋
●チェア
●食器・コップ・カトラリー

簡単、軽量、コンパクトな「クオルツ」のマット



テントの中で快適に眠るためには、地面からくる冷えを遮り、安定感を担保してくれるマットは必須。「銀マットを持って行く人もいるけれど、かさばるうえにキャンプ好きから見るとダサい」そう。

空気を入れることで布団のように膨らむインフレ―ティングマットは、コンパクトに持ち運べて軽量なのでおすすめ。高品質かつ安価な「クオルツ」のマットは、バルブを開けば自動的に膨らみ始めるエアマットで使い方もシンプル。

「クオルツ」ライト インフレーティングマット

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寝袋としても活用できるダウンブランケット



寝袋の中綿には大きく分けて化繊とダウンの2種類があるそう。化繊に比べてダウンは保温性が高く、コンパクトになるから一つ買うなら多少値がはってもダウンがおすすめ。

大型サイズのこちらのブランケットはダウン使用で暖かく、外で読書をしたり映画を見る時など、使えるシーンはさまざま。ボタンを留めれば寝袋としても活用できるから、これ一つでアウトドアレジャーの防寒対策はバッチリ。

「アテパ」マルチプル ダウンブランケット

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コンパクトチェアは1kg以下が基準。コスパ抜群の「フィールドア」



アウトドアグッズの「軽量」の指標は、1kg以下であること。コンパクトチェアにおいても、持ち運ぶことが多いので軽く、強度が高いアイテムを選んで。

オススメは、不動の人気を誇る「ヘリノックス」の約半額で手に入る、ジャパンブランド「フィールドア」のチェア。重さは約1kg、フレームはアルミ合金の中で最も強度が高いと言われる超々ジェラルミンを採用しており、軽さと耐久性を網羅。カラバリも豊富でオプションが多いのも魅力。

「フィールドア」ポータブルコンパクト アウトドアチェア 

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ごみを出さずにアウトドアを楽しむことが上級者への第一歩

キャンプでは、いかにごみを出さずに過ごすかという点も大事なポイント。紙皿や紙コップは使わずに、使い回せる食器類を必ず携行して。

【食器&鍋】



アルミ素材で食器、そして鍋としても使える役立ちグッズがこちら。6点セットでこの値段はうれしい! アルミだからぶつけたり落としたりするとへこみやすいので、取り扱いには注意して。

アルミ6点食器セット

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【コップ】



「ベルモント」のコップはステンレス素材で丈夫かつ安価。コップを選ぶときのポイントは、【ステンレス⇒ ○丈夫・直火(?)調理OK △重い】【チタン⇒ ○味・軽さ △調理には不向き】【アルミ⇒ ○軽さ・安価 △耐久性は劣る】と、素材によって性質が異なるから目的に合ったアイテム選びを心がけて。

「ベルモント」シングルマグ 280ml?

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【カトラリー】



スク―は1本でスプーンとフォークの2役を担うから、麺やスープもこれ1本でOK。チタン素材で強度は抜群。手持ち部分には目盛りが彫られているから、ご飯を炊くときも正確に水の量が測れる。

「スノーピーク」スク―

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最近ではテントが張られているキャンプサイトも多いので、まずはこの6アイテムだけ揃えて気軽にアウトドアに挑戦してみては? 次回はキャンプ入門「あったらいいな」編をお届け。

※ 記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がウィメンズヘルスに還元されることがあります。



photo: Gettyimages

Headshot of Sawako Motegi
Sawako Motegi
コントリビューティング・エディター

スポーツファッション・サステナブルの記事を担当。山梨県の富士河口湖町へ移住し、オンラインを駆使して取材活動を行う。フェミニズムや環境問題などの時事ネタやニュース、人を掘るのが得意。  2020年までウィメンズヘルス編集部に在籍。