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日本では今年で2度目の開催となる「ブルームバーグ スクエア・マイル・リレー 東京」が5月17日(木)東京・丸の内で開催された。普段はオフィス街らしい落ち着いた雰囲気の丸の内もこの日ばかりは、「レースのために、毎日のように練習してきた」と闘志を燃やすランナーが大集合。600人以上が参加し、盛り上がりを見せたイベントにウィメンズヘルス編集部も参加、その模様をレポート!

2007年の初開催以降、サンフランシスコやロンドン、香港など世界10都市で行われている「ブルームバーグ スクエア・マイル・リレー」。企業単位で申し込みが可能で、10名1チームの各ランナーが1マイル(1.6km)を走り、バトンを繋いでタイムを競い合う。

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企業単位の参加は年齢や立場の垣根を越えて交流ができるとあって、数々の企業から今年は61チーム610人がリレーに挑んだ。
会場の丸の内仲通り・丸ビル周辺は、いつものビジネスムードからは一転、イベントのブースやノリノリの音楽でレース前から盛り上がりを見せる。参加者全員でウォーミングアップを終えると、午後7時、レーススタート。

「今日のために、チームのメンバーと数回ランニングをする機会を設けました。それまで、社内でなかなか話す機会がなかった人とも、練習を通してコミュニケーションができたことは、このレースに参加する大きな意義だと思います」

「参加を決めてから、毎日のように練習しました。普段長距離を走ることはあっても、1マイルをどのくらいのスピードで走ったらいいか想像がつかなくて。練習の成果を出しきるためにも全力で駆け抜けます」

「会社のみんなと楽しむ! それだけです!」

と、それぞれの意気込みや目標を語ってくれた参加者が一斉に走り出す。おそろいのTシャツを身にまとい、大声でメンバーを応援する姿は、〝白熱“そのもの。苦しそうな面持ちで力を振り絞って走るランナーも、次のランナーにバトンタッチする瞬間は、喜びと安堵の表情でリレーを心から楽しんでいる様子。

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1チーム計10マイルを走行した今大会は、タイム53分22秒で「バークレイズ」チームが総合優勝。なんと10名全員が1マイルあたり4分~5分台という好記録をマークしたから驚き。

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男女混合チームで参加したウィメンズヘルスチームはというと、1時間16分19秒で61チーム中53位。ランニング初心者のメンバーも走った今回のレースでは、ランの楽しさを共有したことでチームの結束力はますますアップ。次回は練習を積んで好タイムに挑戦する予定。
走った直後、エディターNは「会場の雰囲気も、声援も、ワクワクする要素がたくさん。来年も絶対に出場したい」と語っていた。

アフターパーティーではベジタブルカレーやヴィーガンデザート、アルコールなどが振る舞われ、共に汗を流したチームメンバー、そして企業間でも互いの健闘を称え、交流を深める場となった。

大盛り上がりの中、幕を閉じた第2回「ブルームバーグ スクエア・マイル・リレー 東京」。1人1マイルを走り抜け、チームでバトンを繋ぐリレーの楽しさを、あなたも来年体感してみては?

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Sawako Motegi
コントリビューティング・エディター

スポーツファッション・サステナブルの記事を担当。山梨県の富士河口湖町へ移住し、オンラインを駆使して取材活動を行う。フェミニズムや環境問題などの時事ネタやニュース、人を掘るのが得意。  2020年までウィメンズヘルス編集部に在籍。