体の前面を伸ばし、脊椎を安定させる長い筋肉を強化してくれるのが「コブラストレッチ」。脊椎の可動域が高まるだけでなく、背筋の伸びた姿勢を維持しやすくなるので、背中や肩の痛みが和らぐそう。
HOW-TO
うつぶせになって両脚を伸ばし、足の甲を床につけよう(底屈運動)。おでこも床につけ、ひじをあばら骨につけたまま、両手を胸の下でつく。息を吸い、下半身と骨盤の前面を床に押し付けながら上半身を持ち上げ、ゆっくりと後ろに反って。天井を見上げられるくらい頭を後ろに倒すのが理想。この際に腕の力を抜かず、下半身を床から浮かせないのがポイント。息を吐き、体をゆっくり床へと下ろしたら、もう一度トライ。
この3つのストレッチが日課になったら、気持ちを上向きにしてくれる生活習慣を身につけて。例えばオフィスの椅子は、足が床につくけれど膝が腰より高くならない位置でセット。運転中や歯磨き中は骨盤底を収縮させ、重い物を持ち上げる時は腹筋に力を入れ、笑うときは鎖骨を開くようにしてみると、笑顔の回数も増えるかも。
※この記事は、オーストラリア版ウィメンズヘルスから翻訳されました。