蛇口をひねれば、水が出て当たり前。でも数時間かけてようやく水が手に入る、という人が、世界には1億人以上もいる。そこでビューティーとウェルネスを掛け合わせたブランド「アヴェダ」が、毎月4月にアースデー月間の一環として実施しているのは、1人でも多くの人に「当たり前」を提供するための取り組み。1999年から毎年、アースデー月間には環境保全にまつわる募金活動を継続してきた「アヴェダ」が2007年以降、テーマとして掲げてきたのは、世界に約7000店舗構えているサロンを支える「水」。
今回は、彼らのストーリーを広める場ともなった「Women’s Health FIT NIGHT OUT」でのブースやステージの様子をレポート。
今年は、4月2日(火)〜5月8日(水)をアースデー月間としている「アヴェダ」。彼らが、水問題を抱える人たちのために行ったのが、4月20日(土)開催の「Women’s Health FIT NIGHT OUT」でのブース出店と募金活動。ここで朝9時から夜9時までの12時間、美意識が高いフィットネス女子の心をつかみながら、環境にも貢献できる仕掛けを複数用意して来場者を楽しませた。
ブースに立ち寄るとエコバッグと一緒に洗い流さないトリートメントの「デイリー リペア」がもらえるとあって、朝9時の受付開始と同時に、ブースは大賑(にぎ)わい。
アースデー月間の限定商品も登場!
「アヴェダ」は毎年アースデー月間になると、購入額が全額寄付されるスペシャルアイテムを販売している。今回ブースでは、今年のアイテムとして選ばれた、人気シリーズ「シャンピュア」の「シャンピュア ハンド&ボディ ウォッシュ」や、アースデー月間限定トートバッグがお目見え。このボトルを1本購入すると、水の危機に終止符を打つことを掲げるNPO団体「charity: water」を通して、水が簡単に手に入らない地域(*)に暮らすひと1人分の、一生分の水に変わるそう。ちなみに今年「アヴェダ」が初めてパートナーシップを組むことになった「charity: water」は、2006年の立ち上げ以降、27カ国に住む960万人に水を提供してきた実績を残している。
*アヴェダが「charity: water」を通してきれいな水を届ける国は、インド、マダガスカル、エチオピア、そしてネパール。
「身も心もすっきりする『シャンピュア』の華やかで洗練されたアロマに包まれるたびに、水の大切さを思い出してもらいたい」という「アヴェダ」の思いが込められたこの商品は、アースデー月間中、店頭やオンラインストアでも購入可能。
「アヴェダ」の豪華アイテムがもらえる、ハズレなしのラッフルは思わず数回チャレンジ!?
参加すると必ず何かが当たるうえ、参加費は全額寄付される「ラッフル」も大盛況。500円コース、1000円コース、1500円コースから選ぶことができるラッフルでは、どのコースにエントリーしても、支払額の数倍相当の「アヴェダ」のギフトセットがもらえる、かなり豪華な仕組み。持ち運びが便利なトラベルサイズ製品から、1カ月以上使えるシャンプー&コンディショナーまで……お得な機会に、2度、3度トライする参加者も続出。
きれいな水をより多くの人に届けられるよう貢献できるうえ、「アヴェダ」からギフトがもらえるのはうれしい。当たったものをうれしそうに見せ合う参加者も多く見受けられた。
セッションの合間、汗をたっぷりかいたフィットネス女子たちは、ブースに立ち寄り、100円からの寄付で提供されるフルーツ、野菜、ハーブが入ったデトックスウォーターでリフレッシュ。
ブース横に設置されていたのは、「アヴェダ」が掲げる今年のアースデー月間のテーマ、「SHOW YOU CARE」ロゴが大きく描かれたリサイクルボックス。ここにペットボトルや空のヘアケア剤(※プラスチック容器のものに限る)を入れるだけで、プランターなどに再生されるそう。ゴミを出さず、新たな何かに生まれ変わるだけですでに気持ちがいいのに、リサイクルをもっと楽しんでもらえるよう、アヴェダ ライフスタイル サロン&スパ 南青山では巨大なリサイクルボックスの設置とともに、リサイクルをするたびにポイントがたまる、ポイントカードシステムを導入しているそう(*)。トラベルサイズのギフトをもらうために必要なのは、たったの3ポイント。さらにはポイントが6つたまると「アヴェダ」のスタッフがヘアの悩みを丁寧に診断したうえ、一人ひとりに合った製品をプレゼントしてくれるそう。この機会に、空のボトルを持って店舗に足を運んでみては?
*2019年4月から1年ほど実施予定
セッション後は「アヴェダ リラクゼーションセッション」でクールダウン
デイセッションとナイトセッションを締めくくったのは、ハードなワークアウトで200%がんばった体をヨガでほぐし、会場内に放出される「アヴェダ」のアロマで心を落ち着かせる、「アヴェダ リラクゼーションセッション」。このセッションをけん引したのは、「アヴェダ」でシニア・エデュケーション・マネジャーを務めるほか、ヨガインストラクターやアーユルヴェーダライフスタイルカウンセラーの資格を持つ、シータ・チャンさん。
1978年に創設されてから、ビューティーというジャンルだけでなく、製品を愛用するユーザー、それを取り扱うスタッフ、原料を調達する国々の人や環境……それら全てが少しでも潤うよう働きかける「アヴェダ」のミッションについても語られた。
いつでも水を得られることは決して当たり前ではない。でも一人ひとりの「一歩」があってこそ、変化につながると、ブースやステージを通して教えてくれた「アヴェダ」。5月8日(水)まで続く「アヴェダ」のアースデー月間中はもちろんのこと、これを機に「世界のためにできること」を行動に移してみては?
■アヴェダ 公式 オンラインショップ
www.aveda.jp/
Photo: Cedric Diradourian