「サクラ」と聞いて、何を思い浮かべる? 出会いや別れなどサクラが連想させるイメージは様々。なかでも、春の訪れと共に、新たなスタートを切ろうと決意している人は多いはず。
「アシックス」は、サクラコレクションのコンセプトである”MOVE TO BLOOM(自分を開花させよう)”をテーマに、自分を動かし、変えていく人を応援。始まりを象徴するサクラが見頃を迎える京都で、世界のフィットネススターが新しい体験にチャレンジ。3日間のアクティビティを通して、彼女たちに起きた変化とは?
挑戦することを宣言! ウェルカムパーティー
4月2日(月)~4日(水)、京都に集まったのは「アシックス」のフロントランナーとして活躍するアスリートや、ファッションモデル、フィットネストレーナーなど、世界に知られるスターたち。顔合わせとなったウェルカムパーティーでは、日本食に舌鼓を打ちながら、この3日間の意気込みをそれぞれが語った。
日本からは、「アシックス」が掲げる”Sound Mind, Sound Body(健全な身体に健全な精神があれかし)”をコンセプトに活動するフィットネスコミュニティ「SMSB TOKYO」のアンバサダーでもあるアーティストのフランキーさんとパーソナルトレーナーの原島美波さんが参加。
フランキーさんが挑むのは、「1月からトライしている腕立て伏せ。どうしても15回しかできないから、この3日間で16回目をクリアします!」
トレーナーとして筋力トレーニングや食事指導をしている原島さんは、「運動でより多くの人が美しいソウルとボディを持つことを手助けしたい」、と周囲をポジティブに変えていくことを宣言。
芸子さんによるパフォーマンスを見たり、ゲームをしたり、と京都ならではの貴重な体験を全員で楽しんでいると、あっという間に和やかムードに。
サクラのトンネルをランニング
まだひんやりと冷たい空気の中、早朝6時に向かったのは鴨川。川沿いに咲き誇るサクラのトンネルがある絶景スポットで、5キロと8キロのチームに分かれてランニングスタート。「サクラコレクション」のシューズと春にピッタリのウエアを身に纏ったメンバーは、見た目も華やか、且つ軽快な足取り。
8キロチームを率いるのはウィメンズヘルスでもお馴染み、池田美穂コーチ。「さすが、皆さんフィットフルエンサーだからペースが速い!笑」。汗が噴き出る程追い込んだランニングはきついながらも清々しく全員でフィニッシュ。
フィットネススターといえど、「ランニングは苦手」と話していたGabbyもゴール。彼女たちにとって新たなチャレンジをクリアした瞬間は、やっぱり笑顔に満ちている!
ビジュアライゼーションで未来のワタシを描く
サクラを堪能するならお花見は外せない。枝垂れ桜の下で日本茶と和菓子を味わったあとは、このツアーならではのお花見セッションの始まり。
「SMSB TOKYO」のリーダーを務めるLEOのリードで、ビジュアライゼーションに初挑戦。
ビジュアライゼーションは、想像力を駆使して様々な事象を頭の中に描いていく、メンタルトレーニングの一種。今回は、今の自分にとって何が大切か(友情、ロマンス、キャリアなどの優先事項)を考えたうえで、5年後の自分をイメージ。
目を閉じ、LEOの言葉に従って頭の中でシーンを描いていくと、徐々に五感が研ぎ澄まされる感覚。自分のゴールを成し遂げるためにこれからすべきことを、サクラが舞う美しい空間で考えることができた時間は、忘れられない体験になったはず。
日本発の太鼓エクササイズが面白い!
日本ならではのフィットネス、太鼓エクササイズは奏でられる音の迫力に驚き。と同時に、バチを思い切り振り下ろして太鼓を叩く、その動作でストレス大発散! ただ演奏するだけでなく、重心を低くした状態でポーズしたり、ジャンプをしたり、予想を遥かに超えて全身をハードに動かすからフィットネス女子にはぜひチェックしてほしいフィットネスのひとつ。
何度か練習を重ね、1曲を完成させて最後にパフォーマンス。ひとりで黙々とワークアウトをすることが多いメンバーにとって、みんなで一つのものを作り上げるエクササイズは普段と違ってなんだか新鮮。
最終日はハイキングと座禅で古都を満喫
ツアー最終日は、パワースポットとして多くの観光客が集まる鞍馬寺~貴船神社をハイキング。自然豊かな道を2時間程かけて歩いていると、開放的な気分がそうさせるのか不思議とおしゃべりが止まらない。神社でのおみくじをきっかけに、互いの恋愛や家族の話をして心の距離がぐっと縮まったと思ったら、もう旅も終盤。急に寂しさがこみ上げる。
最後のアクティビティは、座禅。心地いい風が吹く畳の部屋で行なったものの、苦戦した模様。また、「深く呼吸をすること。そして、1から10まで数えることだけに意識を集中させて。途中で他のことを考えたら、また1に戻って数え直しなさい」の指示に、悪戦苦闘。たった10分間なのに、「集中できなくて、3まで数えるのが精一杯だった」、と話すメンバーたち。
座禅も鍛練が必要だけれど、マインドをクリアにするスキルは身に着けておいて損なし!
次なるMOVERは?
3日間のアクティビティを通して、自分に起きた変化とこれからの目標を最後にシェア。
トレーナーのOenoneは、「ビジュアライゼーションと瞑想は、フィジカルだけでなくメンタルも健康でいることの大切さを気づかせてくれた。簡単にできなかったからこそ、日本を離れた後もまた挑戦してみようと思う」。
初日に16回の腕立て伏せをクリアすることを誓っていたフランキーさんは、「目標に掲げていた16回、そしてやってみたら20回も達成できちゃったから、次は30回かな?」と、ノンストップでレベルアップしていく模様。
「様々なアクティビティを一緒にしたことで、ここにいるみんなのキャラクターをより知ることができた。フィットネスを通してもっとたくさんの人とワールドワイドにつながっていきたい!」と語るのは原島さん。
京都での経験をもとに、これからまた新しい挑戦をして「ワタシ」を動かしていくメンバー。
今の自分が起こすムーブメントが、未来の自分を変えていく。そして、その姿はきっと周りをも変えて、いつかは世界だって変えられるかもしれない。
この春、あなたも未来に向かってMOVEして!
「アシックス RUN&TRIP TOKYO」開催! 参加者募集中
TOKYOをCOOLに走ってみたい! という初心者必見のイベントを5月13日(日)に開催。いつも電車で通り過ぎている道を自分の足で走ってみませんか? 銀座から浅草まで、トレーニングをはさみながらみんなでゆっくり走るランニングトリップ。ゴール後には軽食のご用意もあります。ランニング講師はアシックスランニングクラブコーチ池田美穂さん。トレーニング講師はパーソナルトレーナーとして活躍する原島美波さんが担当。
参加希望の方は下記ボタンをチェック!
Photo: Tomoko Meguro
スポーツファッション・サステナブルの記事を担当。山梨県の富士河口湖町へ移住し、オンラインを駆使して取材活動を行う。フェミニズムや環境問題などの時事ネタやニュース、人を掘るのが得意。 2020年までウィメンズヘルス編集部に在籍。