4ヶ月前、「なりたい私」を目指すことを決意したFit Girls。理想の自分を常にイメージしながら栄養カウンセリングやパーソナルトレーニング、NAHAマラソンなど様々なことに挑戦。そんな彼女たちが4ヶ月を経て今、思うこととは? 自らの意志で、自分を変えてきたそのパワーは、あなたの気持ちを動かすかも。
苦手から逃げていた自分はもういない
「今、私に苦手なものはありません!」
勢いよく語る角谷彩織さん(@saori_kakutani)。実はランニングが苦手で以前はずっと避けてきた。「なりたい私」を目指したのも、「もっと自信を持ちなよ!」と周囲から指摘されるほど自信を持てずにいる自分を変えたかったから。
フルマラソンに初挑戦することを決めてからは、「逃げずに頑張ろう」と積極的に皇居ランや浅草ランに出かけていたそう。「本音を言うと、苦手意識はしばらく変わらなかったです。ヒザの痛みもあったし……。でも、DAH(アンダーアーマー本社内のトレーニグ施設)で教えてもらった正しいフォームを実践して、アドバイスをもらったサプリと食事を摂取すると、回復までの時間が短くなったんです。徐々に楽に走れていることに気が付きました」
「NAHAマラソンのゴールの瞬間は、私の苦手がゼロになった瞬間でもあります。頑張ったら、絶対に結果はついてくる。そう信じてトレーニングを続けたら、4カ月前に思い描いていた『なりたい私』が、今の私になっていました!」
「これからはトレーニングの楽しさをたくさんの人に伝えたいです。『辛そう……』となんとなく逃げている人は多いはず。私もそうでした。けれど、運動にはポジティブなパワーが詰まってる! 2018年、フルマラソンにまたチャレンジすることを決めました。その姿を発信して、人の気持ちを動かすことが私の次の目標です」
ひとつクリアしたら、またその先へ
「常に成長を続けていくことを、心から楽しんでいます」
これまでもトレーニングやランニングは取り組んできたけれど、明確なゴールを据えて長期間継続することができずにいた加藤里瑛さん(@rie1005maxi)。
メリハリのある筋肉質なボディラインを手に入れるべくトレーニングを開始すると、早速初めてのことだらけで驚いたそう。「これまで敬遠していたプロテインを毎日飲んだり、新しいワークアウトメニューを次々とクリアしたり、日常がみるみる楽しくなりました。一つ目標を達成すると、すぐに次の目標ができて。理想の姿を追求すると、本当にきりがないです(笑)。けれど、前向きに、常に努力を続けられる今の自分が気に入っています」
「フィットネスをしている女性は輝いていて、美しい! ランナーズハウス中野やアンダーアーマーのフィットネスイベントへ行くようになると、忙しない日々の中でも自分を『整えている』女性に出会うことが増え、そう思うようになりました」
「体型変わったね、と褒められることも多くなって嬉しい。でも、日々アップデートされていく自分なりの理想の姿を追い求めて、これからもノンストップで挑戦していきます!」
自己流はもうやめた。正しい知識で効率的に変わる
「自分の体を客観的に分析して、戦略的にトレーニングすることが『なりたい私』への近道になると知りました」
体を動かすことはずっと好きだったけれど、正しい知識を学ぶ機会がなく、自己流のトレーニングをしてきたという二宮恵莉さん(@jueri13)。
「夫のメキシコ渡航が決まって遠距離生活が始まったとき、新しい環境にも関わらず、真剣にスペイン語を習得しようとする夫の姿に触発されました。私も本気で頑張らなきゃ、と体づくりを決心。これまでは、特に何も考えずに走ったり筋トレしたり。運動したという事実だけに満足していたんです」
「DAHのトレーナーさんに知らなかった自分の癖や体の特徴を教えてもらって、改善するようにストレッチ方法を変えたりもしました。私の場合、左半身が硬いから、左側を重点的にストレッチすることをアドバイスされました。自分ひとりでは絶対に気がつかなかった課題を発見できると、自分がレベルアップしたような気持ちで嬉しかったな」
効果的な練習ができたおかげで、NAHAマラソンでは、前回のタイムを50分も縮めることができた。「今では、本格的な知識を学んだ上で、真剣に挑戦することに幸せを感じます。これからも奥深いトレーニングに励み、そしてFit Girls仲間をもっと増やしたいです!」
周りの人を変えたいなら、まずは自分から
ヨガのインストラクターを目指す高橋茉夕さん(@mayuemaniel)は、「他の誰かと比較して、こんな私が教えても……という思いがどうしても拭えなかった」と話す。体型も教えるスキルも、自信をつけたいと決意して挑んだ「なりたい私」。その影響は意外なところにも。
「実を言うと、自分では『なりたい私』になれたのかわからなかったんです。大きく変わっていないと思っていたけれど、周囲から痩せたね、おしり締まったね! と言われることがしばしば。そんな私をみて、トレーニングしてるの?ヨガだけでそうなる? と聞いてくれる人に、自分が教わったトレーニング方法をシェアする機会が自然と増えていきました。インストラクターを目指す上で大切なスキルアップにもなったし、誰かのお手本になれることはとても嬉しいです」
「以前は運動したくても場所や機会がないな、と思ってなかなか踏み出せませんでした。同じように感じている人が意外とたくさんいることに気がついたとき、まずは自分が動いてみる。そうしたら関わる人も、自分の生活も、色んなものが少しずつ動くのかもしれない。今では友人も、トレーニングしよう! と誘ってくれる子が増えて、いつもはお買物するところを運動して過ごしています」
「次なる目標は、筋トレ女子と一緒にタイツとブラトップで街を出歩くことです。自信を持って、ハッピーな姿を見せることで誰かの背中を一押しできるかも」
2017年9月にスタートした「Fit Girls Training Life Diary なりたい私は、私がつくる。Supported by UNDER ARMOUR」。アンダーアーマーの全面サポートのもと、Fit Girlsは本格的なトレーニングや、仲間との出会いによって大成長を遂げて「なりたい私」を実現。「変わりたい」、そんな自分の声が聞こえてきたのならチャンスのとき。2018年、運動して運を動かそう!
Photo:Tomoko Meguro Text:Sawako Motegi
スポーツファッション・サステナブルの記事を担当。山梨県の富士河口湖町へ移住し、オンラインを駆使して取材活動を行う。フェミニズムや環境問題などの時事ネタやニュース、人を掘るのが得意。 2020年までウィメンズヘルス編集部に在籍。