ウェルネスエイジングを体現する、Fit foodies、佐々木ルミさんのボディメイクレシピ。今回は夏バテ予防におすすめしたい鶏胸肉レシピをご紹介。
夏バテ予防に。まいたけと鶏胸肉のバターレモン
材料
- 鶏胸肉1枚
- まいたけ1/2パック
- ねぎ12センチ
- にんにく一片
- レモン1/2個
- バター 12g
- 白ワイン大さじ1
- 塩ひとつまみ
- こしょう 適量
作り方
01. 鶏胸肉は観音開きにしてから一口大に切り、水で洗って水分のついたままのまいたけを食べやすい大きさに分け、鶏胸肉とまぶしてラップに包んで2時間ほど冷蔵庫で保存する。まいたけの酵素により肉を柔らかくするのが目的なので、この工程は省いてもOK。
02. ねぎは斜め薄切り、にんにくは薄くスライス、レモンは1/4の状態に切ってから、一つはレモン汁を絞り、一つは薄くイチョウ切りにする
03. バターをフライパンで熱し、にんにくを入れて香りが出てきたら鶏胸肉とまいたけを足して炒める
04. 鶏胸肉の表面に火が通ってきたら塩、こしょうをして白ワインとレモン汁を足して炒め煮する
05.水分がなくなってきたら、ねぎを足して軽く炒める
06.スライスしたレモンを入れて軽く和え、器に盛ってできあがり
レシピのポイント
今回はレモンでさっぱり、夏バテしやすいこの時季にオススメしたい鶏胸肉のレシピです。
大量の汗(水分)と共にビタミンやミネラルも失われること、室内外の温度差により自律神経のバランスが乱れること、冷たいものを飲食することからの内臓機能の低下など、夏バテに陥る原因は至る所にあります。浴びるだけで疲れの原因となる活性酸素を発生させる紫外線もその一つ。
今回使った鶏胸肉には、活性酸素の除去作用や強い抗酸化作用をもつ「イミダペプチド」という成分が含まれていて、最近はその抗疲労効果が注目されているようです。
レモンに含まれるクエン酸も抗疲労効果で有名ですが、実はもともと吸収しにくいと言われているミネラルのキレート剤としても働き、ミネラルの吸収をサポートしてくれます。
まいたけは食物繊維の他、紫外線に当たるとビタミンDに変化するエルゴステロール、皮膚の健康を保つナイアシンなども豊富。夏の疲れはためる前のケアがポイント。
ぜひこのレシピを夏バテ予防に活用してください。
Text & Photo : Rumi Sasaki
国内外でファションモデルとして幅広く活躍後、ボディーメイクトレーナーとしての活動を開始。モデルとトレーナーという2つの観点から時代に左右されない健康美を追求し、エクササイズでマインドもハッピーに変わった自身の経験をベースに、適度な運動とクリーンな食生活で健康的な毎日を送るウェルネスエイジングを提唱している。著書に「キレイをかなえるデトックスウォーター」(宝島社)、「イルミネートボディ ダイエット」(サンマーク出版)がある。 ・全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会(NESTA)認定パーソナルフィットネストレーナー