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Fit Foodies安藤夏未さんによるレシピ連載。最近注目されているもち麦を使って、ゴーヤのほろ苦い味がおいしい夏のスープをご紹介。

ゴーヤともち麦と鶏ささみ団子のスープ

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<材料>2人分
  • (炊きもち麦を作る分量)
  • もち麦 100g
  • 水300cc
  • (スープの材料)
  • 鶏ささみひき肉 200g
  • 塩麹 大さじ1/2
  • 椎茸 3個
  • ゴーヤ 1/2本
  • 炊きもち麦 2カップ(お好みの分量で)
  • 塩麹大さじ1/2
  • 醤油 小さじ1
  • 酒 小さじ1
  • 水700cc
作り方
  1. 鍋にもち麦100gと水300ccを入れ30分以上吸水させてから強火にかけ、沸騰したら蓋をして中火~弱火にして、20分ほど加熱して火を止める。そのまま15分ほど蒸らしたら炊きもち麦の出来上がり。
    ※炊きもち麦は余ったら、冷蔵庫(3日くらい)または冷凍庫(2週間くらい)保存できます。
  2. ボールに鶏ささみひき肉200gと、椎茸の軸3個分のみじん切り、塩麹大さじ1/2を混ぜ合わせておく。
  3. 椎茸は厚めにスライス。ゴーヤは縦半分に切り種とわたを取り出し厚めにカットして塩(分量外)をふり少し揉んでからさっと洗う。(さらに苦味が気になる場合は熱湯でさっと茹でてザルなどに取り出しておく。)
  4. 鍋に水700ccを入れ煮立たせ、❶をひと口大に丸めて入れる。
  5. ❸の鍋に椎茸、ゴーヤを入れ火が通ったら、炊きもち麦、塩麹、醤油、酒を入れて出来上がり。
recipeのポイント

〈もち麦〉には、消化吸収を緩やかにする働きがある[食物繊維][βグルカン]が多く含まれているので食後の急激な血糖値の上昇を防ぎ、さらに糖を脂肪としてため込むのを防ぐ働きがあり最近注目の食材です。
他に[たんぱく質][鉄][亜鉛][カリウム][カルシウム][ビタミン類]が含まれています。
炊きもち麦はスープの他にサラダに入れても。
お米1合に対して大さじ1を目安にお好みの分量を混ぜて炊飯器で炊いてもち麦ごはんにしても。
〈ゴーヤ〉の苦味成分は胃液の分泌を促して食欲増進させ、肝機能を高め血糖値の降下にも効果があるといわれています。
ゴーヤの[ビタミンC]は加熱しても壊れにくく、[カリウム][カルシウム][マグネシウム]なども豊富で夏バテ解消にはうってつけの野菜です。
〈椎茸〉[ビタミンB群]が多く、豊富に含まれる[エルゴステロール]は紫外線にあたると骨の形成に欠かせない[ビタミンD]に変化します。調理する前に1〜2時間干すだけでも有効で、干すことで香り成分もアップします。
〈鶏ささみ〉滋養強壮・疲労回復・肝機能強化・美肌効果・消化促進などの効果が期待できます。
塩麹で鶏ささみの肉団子はしっとり仕上がります。さっぱりしたほろ苦い夏のスープぜひお試しください!

Text & Photo : Natsumi Ando

Headshot of 安藤夏未
安藤夏未
Fit Foodies

料理やテーブルセッティング好きの母の影響で小さい頃から食や空間作りに興味を持つ。美術系短大でテキスタイルデザインを専攻。色彩やデザインや空間作りを学び、卒業後、舞台やブライダルモデルなどで活躍。趣味でも登山など体を動かすことが多かったことが、体のメンテナンスや食の大切さを考えるようになり、家族や友人が元気になる料理を作っている。食べ物=体を整える、さらにおいしい!そして目でも楽しい、心踊る!そんな食卓をつくることを日々考え中。『今の私たちの体は今まで食べてきたごはんでできているから! 』