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フィットネス女子の必需品を数多く試し、ご紹介してきたウィメンズヘルス編集部が、アイテムごとに2018年最も良かった一品を選定。ランニングシューズ部門のベスト・ランニングシューズは、「ホカ オネオネ」の「クリフトン 5」に決定! その理由をご紹介。

スニーカービズも始まり、もはやスニーカーがスポーツシーンだけのアイテムではなくなった昨今、ランニングシューズの定義も曖昧になってきた。以前なら、ランニングシューズは走る時だけ履くもの、普段着に合わせるスニーカーは別というのが常識だったのが、今ではランもお出かけも一足のシューズを履き回すのが当たり前に。

そして、この10年ほどの間にランニングシューズのトレンドも大きく変化してきた。クッション性重視の時代から、裸足感覚のシューズがもてはやされた時代、そして今また、反発性やクッション性を謳ったシューズが多く登場している。そんな中で、裸足感覚のシューズが流行っていた時代から一貫して、誰も見たことがないような超厚底シューズでランニング業界を驚かせたのが、「ホカ オネオネ」。

2009年のブランドデビューから10年も経たないうちに、トレイルランナーだけでなくロードを走るランナーの間でも人気が広がり、最近ではファッションアイテムとしても注目されるブランドに。

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クリフトン 5 各¥17,000/ホカ オネオネ(デッカーズジャパン)

今回、2018年にエディターが試したランニングシューズの中から最も印象的で「違いが分かる」シューズを考えたとき、決定打となったのは「クリフトン 5」の履き心地と、走ったときの初めて体験する推進力。

一度このシューズを履いたあとに他のランニングシューズに履き替えると、なんだか心もとない気分に襲われるほど、履いた瞬間に分かる「マシュマロ感覚」のソールが心地いい。走るときだけではなく歩くときにもぐんぐん前に足が出るようなソールの形状なので、このシューズを履いている日は歩くのさえも楽しく感じる。まさに、ランニングシューズなのに走らないときにも履きたくなるシューズ。さらにソールが厚い「ボンダイ6」や軽量のモデルなど、「ホカ オネオネ」のランニングシューズは種類も多いが、最初に試すなら、「クリフトン 5」がおすすめ。

まだ試したことがない方は、ぜひその違いを体感してみて。

問い合わせ先/デッカーズジャパン 0120-710-844
※価格は税抜です。



Photo:Chihuyu Aizawa(bisawa) Illustration:Naho Ogawa

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Kiriko Kageyama
エル・グルメ編集長/ウイメンズヘルス編集長

『エル・オンライン(現エル・デジタル)』のファッションエディターを経て、フリーランスに。女性ランナーによる企画集団「ランガール」を設立。その後女性誌立ち上げやWebメディアの立ち上げを経て2017年にウィメンズヘルス』日本版ローンチ時から編集長に。2023年夏よりエル・グルメ編集長も兼務。趣味は料理を作って友人たちに振る舞うこと。