ヘルシーな食のヒントを発信する、Fit Foodies、村山 彩さんによる連載。ヘルシーな食材のおやつ(間食)は足りない栄養素をカバーし、お腹がぺこぺこの状態を作らないことで、ドカ食いや血糖値の急上昇も防ぐことができます。今回はシンプルで簡単ないちごのチーズケーキをご紹介。
- 出来上がり量:
- 2 人分
- 合計時間:
- 40 分
材料
いちご 150g
クリームチーズ 80g
卵 1個
アーモンドミルク 50ml
甜菜糖(含蜜糖) 大さじ1
作り方
- Step 1いちごのヘタを取り、半分に切る。
- Step 2ボウルにクリームチーズを加え、やわらかくなるまで練った後、卵とアーモンドミルクと砂糖を加えしっかり混ぜ合わせる。
- Step 3ココットに1と2を加え、予熱しておいた170度のオーブンで約25分焼く。
型崩れしたいちごがたくさんあったので、いちごたっぷりチーズケーキを作りました。チーズケーキはかなりカロリーが高くなってしまうので、今回は生クリームと小麦粉は使用しないレシピにしました。
ガソリンの役目を果たすエネルギー源「糖質」は、甘味料の甜菜糖から。いちごの甘みがあるので、砂糖の使用はやや少なめにしました。
この連載で何度も登場している甜菜糖は、サトウキビ原料のものではなく、てんさい(ビート・砂糖大根)が原料の砂糖です。
砂糖の製造方法には、材料から絞りとったものをそのまま煮詰めた「含蜜糖」と、絞り取った液を精製してショ糖の結晶だけを取り出した「分蜜糖」があり、今回は前者のミネラル類を含む「含蜜糖」を使用しました。
筋肉や髪や爪など、体を作る一番大切な栄養素「たんぱく質」は、卵とクリームチーズから。
クリームチーズは脂質も高いので、これも使用量を抑えました。
卵は言わずと知れた完全栄養食。
ただし、ビタミンCは含まないので、たっぷりのいちごでフォロー。
運動する女性が特に気になる(気にしたい)活性酸素は、抗酸化作用の強い「ビタミンE」を含む、アーモンドミルクを使用しフォローしました。
運動量(活動量)によって、甘味料やクリームチーズの量をアレンジしてみてください。
またアーモンドミルクがない場合は、含まれる栄養素は異なりますが豆乳もオススメです。
試食した友人からも好評の、混ぜて焼くだけの簡単レシピ。是非試してみてください!
ココットで♡いちごたっぷりチーズケーキ
Text & Photo : Aya Murayama
村山彩ロバスト株式会社 代表、食欲コンサルタント、アスリートフードマイスター、トライアスリート
体を壊したことをきっかけに健康管理に目覚め、野菜ソムリエとアスリートフードマイスターの資格を取得し、知人に誘われたトライアスロンも始める。体の基となる食に向き合いながらトレーニングをし、3年目にトライアスロンの大会で優勝を果たす。「食と運動」でゼロから心身を立て直した知識と経験を活かし、テレビ、雑誌、ラジオ、イベントなどで活躍。著書『あなたは半年前に食べたものでできている』(9万部を突破。韓国・中国・台湾・ベトナム・ドイツにて翻訳)、『やせる冷蔵庫』(台湾にて翻訳)ほか。新刊『まずはこの17食材を。「いつもの食事」で健康になれる』が発売中。2012 館山トライアスロン総合優勝。2012 IRONMAN 70.3 WORLD CHAMPIONSHIP出場。2014 IRONMAN70.3台湾 年代別優勝。出産後、健康を心の面からもサポートしたいと大学で心理学を勉強中。 ウェブサイト: ayamurayama.jp インスタグラム:@aya_murayama_