ヘルシーな食のヒントを発信する、Fit Foodies、村山 彩さんによる連載。ヘルシーな食材のおやつ(間食)は足りない栄養素をカバーし、お腹がぺこぺこの状態を作らないことで、ドカ食いや血糖値の急上昇も防ぐことができます。今回は糖質とタンパク質を意識した、混ぜて焼くだけのリカバリースイーツをご紹介。
- 出来上がり量:
- 4 人分
- 合計時間:
- 1 時間
材料
アボカド 1個
バナナ 1本
豆腐(絹) 240g
レモン汁 大さじ2
メープルシロップ 大さじ1と1/2
片栗粉 大さじ2と1/2
小麦粉 大さじ2と1/2
クルミ 大さじ2
今日は私が運動後によく食べるリカバリースイーツです。
運動後のリカバリーには、使ったエネルギー源の補充として「糖質」と、筋肉の修復をする「たんぱく質」が不可欠です。
この二つの栄養素をまずは意識して、「糖質」源はバナナや粉物から。
「たんぱく質」源として、豆腐をたっぷり使用しました。
水気を絞り、焼くことで量も多めに摂りやすくなります。
そしてアボカドには、「オメガ9系脂肪酸」や、腸内環境を整える「食物繊維」、ナトリウムの排出を助ける「カリウム」、抗酸化作用の強い「ビタミンE」など運動する女性には嬉しい栄養素がずらり。
さらにクルミは、「オメガ3系脂肪酸」、糖質の代謝をサポートする「ビタミンB1」や、アボカド同様抗酸化作用の強い「ビタミンE」を含む、まさにスポーツビューティーには最高の組み合わせ。
夏頃にアボカドアイスのレシピを作りましたが、今回は冬なので温かい状態でも食べられるものにしました。
ケーキのように見えますが、カチカチに固まるわけではなくゆるい状態なので、スプーンですくい、器によそって食べてください。
その際にもう少したんぱく質をフォローした場合は、ヨーグルトを添えてもいいですね。
焼きたてのアツアツは特に美味しいです。
混ぜて焼くだけの簡単レシピ、ぜひ作ってみてください。
アボカドとバナナと豆腐のリカバリースイーツ
Text & Photo : Aya Murayama
村山彩ロバスト株式会社 代表、食欲コンサルタント、アスリートフードマイスター、トライアスリート
体を壊したことをきっかけに健康管理に目覚め、野菜ソムリエとアスリートフードマイスターの資格を取得し、知人に誘われたトライアスロンも始める。体の基となる食に向き合いながらトレーニングをし、3年目にトライアスロンの大会で優勝を果たす。「食と運動」でゼロから心身を立て直した知識と経験を活かし、テレビ、雑誌、ラジオ、イベントなどで活躍。著書『あなたは半年前に食べたものでできている』(9万部を突破。韓国・中国・台湾・ベトナム・ドイツにて翻訳)、『やせる冷蔵庫』(台湾にて翻訳)ほか。新刊『まずはこの17食材を。「いつもの食事」で健康になれる』が発売中。2012 館山トライアスロン総合優勝。2012 IRONMAN 70.3 WORLD CHAMPIONSHIP出場。2014 IRONMAN70.3台湾 年代別優勝。出産後、健康を心の面からもサポートしたいと大学で心理学を勉強中。 ウェブサイト: ayamurayama.jp インスタグラム:@aya_murayama_