ヘルシーな食のヒントを発信する、Fit Foodies、村山 彩さんによる連載。ヘルシーな食材のおやつ(間食)は足りない栄養素をカバーし、お腹がぺこぺこの状態を作らないことで、ドカ食いや血糖値の急上昇も防ぐことができます。今回はクリームチーズを使ったプリンをご紹介。クリームチーズがカロリーが高い分、他の食材でバランスをとりました。
- 出来上がり量:
- 2 人分
- 合計時間:
- 1 時間 30 分
材料
クリームチーズ 110g
お湯 50cc
アーモンドミルク 200cc
メープルシロップ 大さじ2と1/2
レモン 1/2個
ゼラチン 5g
ココア(ノンシュガー) 適量
作り方
- Step 1ゼラチンはお湯でしっかり溶かし、レモンは絞っておく。
- Step 21と、湯煎などで柔らかくし濾したクリームチーズと、アーモンドミルク、メープルシロッ プをボウルに加えよく混ぜる。
- Step 32を容器に流し込み、粗熱をとり、冷蔵庫で冷やし固める。
- Step 4冷蔵庫で冷やした3にココアをふって完成。
今回はクリームチーズが冷蔵庫に余っていたので、簡単にできるプリンを作りました。
ガソリンの役目を果たすエネルギー源「糖質」は甘味料のメープルシロップから。
メープルシロップは、白砂糖やハチミツなどの甘味料と比べると、余分なナトリウムの排出を促す「カリウム」や、骨の生成・神経伝達をスムーズにする「カルシウム」、カルシウムとセットで摂取してほしい「マグネシウム」が豊富に含まれます。
筋肉や髪や爪など、体を作る一番大切な栄養素「たんぱく質」はクリームチーズから。
クリームチーズはカロリー(脂質)がやや高いこともあり、糖質は主に甘味料のみとし、ゼラチンを使用したり、味のアクセントはノンンシュガーのココアとレモンでつけたりと、クリームチーズ以外の食材は、カロリーダウンを意識しました。
また、運動する女性が特に気になる(気にしたい)活性酸素は、抗酸化作用の強い「ビタミンE」を含む、アーモンドミルクを使用しフォロー。
運動量(活動量)によって、甘味料やクリームチーズの量をアレンジしてみてください。
混ぜて冷やすだけの簡単レシピ。
是非試してみてください!
クリームチーズのココアプリン
Text & Photo : Aya Murayama
村山彩ロバスト株式会社 代表、食欲コンサルタント、アスリートフードマイスター、トライアスリート
体を壊したことをきっかけに健康管理に目覚め、野菜ソムリエとアスリートフードマイスターの資格を取得し、知人に誘われたトライアスロンも始める。体の基となる食に向き合いながらトレーニングをし、3年目にトライアスロンの大会で優勝を果たす。「食と運動」でゼロから心身を立て直した知識と経験を活かし、テレビ、雑誌、ラジオ、イベントなどで活躍。著書『あなたは半年前に食べたものでできている』(9万部を突破。韓国・中国・台湾・ベトナム・ドイツにて翻訳)、『やせる冷蔵庫』(台湾にて翻訳)ほか。新刊『まずはこの17食材を。「いつもの食事」で健康になれる』が発売中。2012 館山トライアスロン総合優勝。2012 IRONMAN 70.3 WORLD CHAMPIONSHIP出場。2014 IRONMAN70.3台湾 年代別優勝。出産後、健康を心の面からもサポートしたいと大学で心理学を勉強中。 ウェブサイト: ayamurayama.jp インスタグラム:@aya_murayama_