ヘルシーな食のヒントを発信する、Fit Foodies、村山 彩さんによる連載。ヘルシーな食材のおやつ(間食)は足りない栄養素をカバーし、お腹がぺこぺこの状態を作らないことで、ドカ食いや血糖値の急上昇も防ぐことができます。今回は砂糖や卵を使わないマフィンをご紹介。
米粉と豆乳のココアマフィン
<材料>
- 米粉 100g
- 豆乳 200cc
- 玄米水飴 大さじ2
- ココア(ノンシュガー) 大さじ1
- ココナッツオイル 大さじ1
- ベイキングパウダー 5g
- 生クルミ 適量
- 塩 ひとつまみ
作り方
- 砕いた生クルミ以外の材料を全てボウルに入れ、湯煎しながら、粉っぽさがなくなるまでよく混ぜる。
- 1を容器に流し込み、砕いたクルミをのせ、予熱した170度のオーブンで約20分焼く。
recipeのポイント
ガソリンの役目を果たすエネルギー源「糖質」は、米粉と玄米水飴から。
甘味料は、砂糖を使わず玄米水飴を取り入れました。
玄米水飴は、玄米を大麦麦芽でゆっくりと自然糖化させた日本古来の伝統製法で作られ、体内の吸収が穏やかに行われます。
用意がない場合は、ハチミツやメープルシロップなどでもOK!
最も大切な栄養素で、筋肉の材料でもある「たんぱく質」は豆乳から。
豆腐が作れる濃厚な豆乳を使用することをおすすめします。
脂質は「中鎖脂肪酸」のココナッツオイルを使用。
ココナッツの風味が苦味のあるココアにマッチ!
風味付けにはノンシュガーのココアを選びました。
ココアは、「食物繊維」や抗酸化作用の「ポリフェノール」が含まれ、健康や美容に嬉しい食材です。かぼちゃパウダーや抹茶パウダーでも美味しくできますよ。
さらに抗酸化作用をアップするため、「ビタミンE」が豊富なクルミをトッピング。
砂糖も卵も乳製品も使わない、可愛いマフィンがあっという間に出来上がり!
お友達へのちょっとしたプレゼントにもおすすめです!
Text & Photo : Aya Murayama
体を壊したことをきっかけに健康管理に目覚め、野菜ソムリエとアスリートフードマイスターの資格を取得し、知人に誘われたトライアスロンも始める。体の基となる食に向き合いながらトレーニングをし、3年目にトライアスロンの大会で優勝を果たす。「食と運動」でゼロから心身を立て直した知識と経験を活かし、テレビ、雑誌、ラジオ、イベントなどで活躍。著書『あなたは半年前に食べたものでできている』(9万部を突破。韓国・中国・台湾・ベトナム・ドイツにて翻訳)、『やせる冷蔵庫』(台湾にて翻訳)ほか。新刊『まずはこの17食材を。「いつもの食事」で健康になれる』が発売中。2012 館山トライアスロン総合優勝。2012 IRONMAN 70.3 WORLD CHAMPIONSHIP出場。2014 IRONMAN70.3台湾 年代別優勝。出産後、健康を心の面からもサポートしたいと大学で心理学を勉強中。 ウェブサイト: ayamurayama.jp インスタグラム:@aya_murayama_