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ヘルシーな食のヒントを発信する、Fit Foodies、村山 彩さんによる連載。ヘルシーな食材のおやつ(間食)は足りない栄養素をカバーし、お腹がぺこぺこの状態を作らないことで、ドカ食いや血糖値の急上昇も防ぐことができます。今回は栄養価の高いアボカドを使ったアイスをご紹介。

アボカド&ブルーベリーのアイス

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<材料>
  • アボカド 1/2個
  • ブルーベリー 適量
  • レモン汁 大さじ1
  • メープルシロップ 大さじ2
  • ヨーグルト 100mg
作り方
  1. アボカドは種をとり、皮をむく。
  2. ミキサーに1とブル〜ベリー以外の材料を入れ撹拌する。
  3. アイスの型に2とブルーベリーを流し込み冷凍庫で冷やして完成。

Food, Ingredient, Cuisine, Dish, Dairy, Vegetable, Comfort food, pinterest

レシピのポイント

毎日暑い日が続き、冷たいものが食べたくなる季節ですね。
せっかく食べるなら【エンプティーカロリー】(精製された砂糖と脂肪分が主でカロリーだけあって体に必要なビタミンなどの栄養素をほとんど含まないもの)のものではなく、体に必要な栄養素が含まれた食材でアイスを作ってみましょう。
主材料となるのは、森のバター、食べる美容液と言われるほど栄養価の高いアボカド。
運動をしていて、さらに美容に気を使う女性には嬉しい【抗酸化作用】の高い【ビタミンE】を筆頭に、同じく【抗酸化作用】を持つ【ビタミンA・C】を含みます。
また代謝をサポートする【ビタミンB群】や、むくみや痙攣防止の【カリウム】、整腸作用の【食物繊維】など栄養のバランスがとても良い果物。(ちなみにアボカドは野菜ではなく果物です。)脂肪分を気にされている方もいらっしゃるかと思いますが、ほとんどが【オレイン酸やリノール酸】の【不飽和脂肪酸】。良質な脂なので心配はありません。
(食べ過ぎはもちろん太りますのでご注意を)
味も生で食べるのとは少し違ってマイルドさに爽やかさがプラスされとっても美味しいですよ! 【タンパク質】源として今回は整腸作用のあるヨーグルトを使用。【糖質】源は、アボカドとヨーグルトでカロリーをとっているので、甘味料の中ではカロリーが低く栄養のあるメープルシロップを使用しました。
トッピングにはこれまた小さな一粒の中に栄養素がギュッと詰まったブルーベリーを使用。
ブルーベリーは他の果物と異なり糖質の含有量が低めです。
栄養価が高くても脂質が高い食材はついつい避けがちですが、ほかの食材のカロリーを抑えるなどして工夫して美味しくいただきましょう。

Text & Photo : Aya Murayama

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村山彩
ロバスト株式会社 代表、食欲コンサルタント、アスリートフードマイスター、トライアスリート

  体を壊したことをきっかけに健康管理に目覚め、野菜ソムリエとアスリートフードマイスターの資格を取得し、知人に誘われたトライアスロンも始める。体の基となる食に向き合いながらトレーニングをし、3年目にトライアスロンの大会で優勝を果たす。「食と運動」でゼロから心身を立て直した知識と経験を活かし、テレビ、雑誌、ラジオ、イベントなどで活躍。著書『あなたは半年前に食べたものでできている』(9万部を突破。韓国・中国・台湾・ベトナム・ドイツにて翻訳)、『やせる冷蔵庫』(台湾にて翻訳)ほか。新刊『まずはこの17食材を。「いつもの食事」で健康になれる』が発売中。2012 館山トライアスロン総合優勝。2012 IRONMAN 70.3 WORLD CHAMPIONSHIP出場。2014 IRONMAN70.3台湾 年代別優勝。出産後、健康を心の面からもサポートしたいと大学で心理学を勉強中。 ウェブサイト: ayamurayama.jp インスタグラム:@aya_murayama_