ヘルシーな食のヒントを発信する、Fit Foodies、村山 彩さんによる連載。ヘルシーな食材のおやつ(間食)は足りない栄養素をカバーし、お腹がぺこぺこの状態を作らないことで、ドカ食いや血糖値の急上昇も防ぐことができます。今回はかぼちゃをメインに使ったおやつです。
かぼちゃとクリームチーズのトリュフ
<材料>5個分
- かぼちゃ 150g
- クリームチーズ 35g
- 豆乳(無調整) 大さじ2
- はちみつ 小さじ2
- ココア(ノンシュガー) 適量
作り方
- かぼちゃは耐熱皿に入れ、電子レンジで串が通るくらいに温める。(500wで約3分)
- ボウルに1を加えマッシュし、ココア以外の材料も加え混ぜ合わせる。
- 粗熱がとれた2を冷蔵庫で1時間ほど少し冷やす。(丸めやすくなるため)
- 3をお好みの大きさに丸めココアをまぶして完成。
recipeのポイント
かぼちゃは「ビタミン・ミネラル」はじめ栄養がたっぷり。
なんといっても黄色が主張している通り「β-カロテン」が豊富。
「β-カロテン」は必要量に応じて体内で「ビタミンA」に変換され、強力な抗酸化作用等が期待できます。
抗酸化作用の代表「ビタミンC」や「ビタミンE」も含まれ、美容と健康に気を使い、運動する女性にはぴったりの食材。
ガソリンの役目を果たすエネルギー源「糖質」や、不足しがちでヘルシーな食生活には欠かせない「食物繊維」も含まれ嬉しい限り。
体を作る最も大切な栄養素「たんぱく質」は、クリームチーズと豆乳でフォローしました。
甘味料は、体を動かす女性向けなので、「糖質」や糖質の代謝をサポートする「ビタミンB群」を含むはちみつを少量加えました。
カロリーダウンした方は、甘味料を加えず、かぼちゃの甘みのみを楽しむのもいいですね。
最後の仕上げには、レシピのキーになる食材、ノンシュガーのココアをトッピング。
ココアはこれまた「食物繊維」や抗酸化作用の「ポリフェノール」が含まれ、健康や美容に嬉しい食材です。
ココアをまぶす事で苦味が加わり、甘みと苦味のハーモニーが絶妙の一品に仕上がります。
見た目もコロンと可愛く、お友達へのプレゼントにも喜ばれるかぼちゃトリュフ。
さつまいもや餡子などを加えて、アレンジするのもオススメです。
是非作ってみてください。
Text & Photo : Aya Murayama
体を壊したことをきっかけに健康管理に目覚め、野菜ソムリエとアスリートフードマイスターの資格を取得し、知人に誘われたトライアスロンも始める。体の基となる食に向き合いながらトレーニングをし、3年目にトライアスロンの大会で優勝を果たす。「食と運動」でゼロから心身を立て直した知識と経験を活かし、テレビ、雑誌、ラジオ、イベントなどで活躍。著書『あなたは半年前に食べたものでできている』(9万部を突破。韓国・中国・台湾・ベトナム・ドイツにて翻訳)、『やせる冷蔵庫』(台湾にて翻訳)ほか。新刊『まずはこの17食材を。「いつもの食事」で健康になれる』が発売中。2012 館山トライアスロン総合優勝。2012 IRONMAN 70.3 WORLD CHAMPIONSHIP出場。2014 IRONMAN70.3台湾 年代別優勝。出産後、健康を心の面からもサポートしたいと大学で心理学を勉強中。 ウェブサイト: ayamurayama.jp インスタグラム:@aya_murayama_