ヘルシーな食のヒントを発信する、Fit Foodies、村山 彩さんによる連載。ヘルシーな食材のおやつ(間食)は足りない栄養素をカバーし、お腹がぺこぺこの状態を作らないことで、ドカ食いや血糖値の急上昇も防ぐことができます。今回は豆腐と桜エビを使った栄養満点のおやきをご紹介。
ジャガイモと豆腐と桜エビのおやき
<材料>
- ジャガイモ 250g(2〜3個)
- 卵 1個
- 豆腐(絹) 70g
- 桜エビ 大さじ2
- 乾燥ひじき 大さじ1
- 味噌 小さじ1
- 青のり 適量
作り方
- ひじきは水で戻し、桜エビはすりつぶし、卵はよく溶いておく。
- ジャガイモは皮を剥き、茹でるもしくは蒸す、電子レンジなどの方法で竹串が通るまで柔らかくし、その後潰す。
- ボウルに青のり以外の材料を全て加え、混ぜ合わせた後、お好みの大きさに成型する。
- 熱したフライパンに3を乗せ、中火で両面少し焦げ目がつくまで焼く。(テフロン加工のフライパンでない場合は、エキストラバージンオイルを少量ひいてから焼く)
- 4を器に移し、青のりをふりかけて完成
レシピのポイント
赤ちゃんの離乳食でも人気の栄養満点おやつ、おやき。
栄養素は、ガソリンの役目を果たすエネルギー源「糖質」はジャガイモから。
体を作る最も大切な栄養素「たんぱく質」は、豆腐と卵と桜エビを加えることでしっかり摂取できます。お豆腐は、たんぱく質の含有量が高い絹を選びました。
その他、「ミネラル」はひじきや青のりなど乾物の助けを借りてフォロー。
「ビタミン」の類は、ジャガイモや卵などから摂ることができますが、もう少しビタミンを摂りたい場合は、人参をすりおろしたり、茹でたホウレン草を加えたりしてもいいですね!
最後に味付けですが、「たんぱく質」や「ビタミン」を強化したかったので、お味噌を使いました。塩麹などもおすすめです。
食べると素朴でどこか懐かしい味がする、私の大好物でもあります。
ぜひ試してみてください。
Text & Photo : Aya Murayama
体を壊したことをきっかけに健康管理に目覚め、野菜ソムリエとアスリートフードマイスターの資格を取得し、知人に誘われたトライアスロンも始める。体の基となる食に向き合いながらトレーニングをし、3年目にトライアスロンの大会で優勝を果たす。「食と運動」でゼロから心身を立て直した知識と経験を活かし、テレビ、雑誌、ラジオ、イベントなどで活躍。著書『あなたは半年前に食べたものでできている』(9万部を突破。韓国・中国・台湾・ベトナム・ドイツにて翻訳)、『やせる冷蔵庫』(台湾にて翻訳)ほか。新刊『まずはこの17食材を。「いつもの食事」で健康になれる』が発売中。2012 館山トライアスロン総合優勝。2012 IRONMAN 70.3 WORLD CHAMPIONSHIP出場。2014 IRONMAN70.3台湾 年代別優勝。出産後、健康を心の面からもサポートしたいと大学で心理学を勉強中。 ウェブサイト: ayamurayama.jp インスタグラム:@aya_murayama_