ヘルシーな食のヒントを発信する、Fit Foodies、村山 彩さんによる連載。ヘルシーな食材のおやつ(間食)は足りない栄養素をカバーし、お腹がぺこぺこの状態を作らないことで、ドカ食いや血糖値の急上昇も防ぐことができます。今回はおすすめフレーバーのポップコーンをご紹介。
青のりチーズとメープルきな粉のポップコーン
<材料>
- 【青のりチーズ】
- ポップコーン用コーン 50g
- エキストラバージンココナッツオイル 大さじ2
- 青のり 大さじ2
- 粉チーズ 大さじ2
- 塩 小さじ1/2
- 【メープルきな粉】
- ポップコーン用コーン 50g
- エキストラバージンココナッツオイル 大さじ2
- きな粉 大さじ2
- 白すりごま 大さじ2
- メープルシロップ 大さじ1と1/2
作り方
- 鍋にコーンとオイルを入れる。
- 鍋に蓋をして中火にかけ、コーンが弾ける音がしたら鍋をゆすり続ける。
- 音がしなくなったら火を止める。
- 大きめの器に3をあけフレーバーをからめ完成。
フレーバーをポップコーンに馴染ませたい場合は、混ぜる時にココナッツオイルを少量足す。(足す場合は、炒るときのオイルを減らすとベター。体にいいオイルであっても脂質は脂質なのでカロリーの摂り過ぎに繋がります)
recipeのポイント
遊園地や映画館で人気のポップコーン。
ポップコーン=お菓子のイメージがありますが、原材料はとうもろこし。
主食として食べる国もあるように、エネルギー源となる食材です。
栄養素はエネルギー源の「糖質」の他に、不足しがちで重要な栄養素「食物繊維」がしっかりと含まれているのが特徴です。
運動する人には特に嬉しい抗酸化作用のある「ポリフェノール」も含まれます。
栄養のあるポップコーンを体に嬉しいおやつにするのか、そうしないかは、フレーバー次第。砂糖や塩、バターやオイルたっぷりのフレーバーではなく、手作りすることで体に必要な栄養素を意識したフレーバーをカスタマイズしてみてください。
コーンで「糖質」、次に意識したいのは最も大切な栄養素「たんぱく質」。
これは、粉チーズときな粉を選びフォローしました。
続いて「ビタミン・ミネラル」は、青のりやごま、メープルシロップから。
メープルシロップは甘味料(糖質)ですので控えめに。塩も極力控えめに。
お気にいりの塩を使うとより美味しくいただけます。
また、コーンを炒るオイルは、「中鎖脂肪酸」のココナッツオイルを使いました。
風味も良いのでオススメです。
ポップコーンは自然とよく噛むことができるので、食べ過ぎ防止も望めます。
フレーバーに工夫しながらぜひ試してみてください!
Text & Photo : Aya Murayama
体を壊したことをきっかけに健康管理に目覚め、野菜ソムリエとアスリートフードマイスターの資格を取得し、知人に誘われたトライアスロンも始める。体の基となる食に向き合いながらトレーニングをし、3年目にトライアスロンの大会で優勝を果たす。「食と運動」でゼロから心身を立て直した知識と経験を活かし、テレビ、雑誌、ラジオ、イベントなどで活躍。著書『あなたは半年前に食べたものでできている』(9万部を突破。韓国・中国・台湾・ベトナム・ドイツにて翻訳)、『やせる冷蔵庫』(台湾にて翻訳)ほか。新刊『まずはこの17食材を。「いつもの食事」で健康になれる』が発売中。2012 館山トライアスロン総合優勝。2012 IRONMAN 70.3 WORLD CHAMPIONSHIP出場。2014 IRONMAN70.3台湾 年代別優勝。出産後、健康を心の面からもサポートしたいと大学で心理学を勉強中。 ウェブサイト: ayamurayama.jp インスタグラム:@aya_murayama_