ヘルシーな食のヒントを発信する、Fit Foodies、村山 彩さんによる連載。ヘルシーな食材のおやつ(間食)は足りない栄養素をカバーし、お腹がぺこぺこの状態を作らないことで、ドカ食いや血糖値の急上昇も防ぐことができる。今回は、猛暑にぴったり、さっぱりアイスをご紹介。
ひんやりさっぱり☆紅茶バナナアイス
<材料>
- バナナ(冷凍) 1本
- 豆乳大さじ2
- 紅茶(ティーバッグ)2g
- 塩ひとつまみ
- ミント
作り方
01.ミキサーに全ての材料を加えかき混ぜる
02.器に1をよそいミントをのせて完成
※ 茶葉が大きめの場合は包丁で細かく刻んでください
※冷凍バナナではない場合、かき混ぜた後器によそい冷凍庫で冷やしてもできます
recipeのポイント
毎日暑い日が続きますが、お変わりなくお過ごしでしょうか
これだけ暑いと冷たいアイスが食べたくなりませんか?
今回はさっぱりとした味わいの紅茶バナナアイスをご紹介します。
材料はバナナと豆乳と紅茶と塩のみ。
バナナはご存知、栄養価の非常に高い食べものです。アスリートの補給食としても有名ですね。
また皮が剥きやすく食べやすく、価格も手頃。
この辺りも日常に取り入れるにあたり大きなポイントではないでしょうか。
栄養素としては、まずはエネルギー源になる「糖質」があげられますが、「糖質」と一言で言っても、「ブドウ糖」「果糖」「ショ糖」など様々な種類が含まれており、エネルギーになるスピードも異なるのでエネルギー補給に適しています。
また不足しがちで大切な「食物繊維」や、「ビタミンC」「カリウム」「マグネシウム」なども含まれます。
最も大切な栄養素で、筋肉の材料でもある「たんぱく質」は、豆乳を加えましたが、量がかなり少ないので、食べる時にきな粉をふってもいいですね。
テイストのポイントは紅茶です。
紅茶を入れることで若干の苦味(渋み)が出て、全体的に甘ったるくなりすぎず味がしまり、暑い夏にはおすすめです。
紅茶は買ったりいただいたりなんだかんだストックが多いお家も多いのではないでしょうか。
そんな時にはアイスや焼き菓子に加えるとグンと風味がよくなります。
最後に、暑い夏はたくさん汗をかきますね。汗とともに流れる「ナトリウム」も食材として加えました。
こちらも紅茶と同じで味がしまるのでこの季節にはぴったりです。ソルトアイスなるものも売っているほど。
簡単にできるので是非作ってみてください。
Text & Photo : Aya Murayama
体を壊したことをきっかけに健康管理に目覚め、野菜ソムリエとアスリートフードマイスターの資格を取得し、知人に誘われたトライアスロンも始める。体の基となる食に向き合いながらトレーニングをし、3年目にトライアスロンの大会で優勝を果たす。「食と運動」でゼロから心身を立て直した知識と経験を活かし、テレビ、雑誌、ラジオ、イベントなどで活躍。著書『あなたは半年前に食べたものでできている』(9万部を突破。韓国・中国・台湾・ベトナム・ドイツにて翻訳)、『やせる冷蔵庫』(台湾にて翻訳)ほか。新刊『まずはこの17食材を。「いつもの食事」で健康になれる』が発売中。2012 館山トライアスロン総合優勝。2012 IRONMAN 70.3 WORLD CHAMPIONSHIP出場。2014 IRONMAN70.3台湾 年代別優勝。出産後、健康を心の面からもサポートしたいと大学で心理学を勉強中。 ウェブサイト: ayamurayama.jp インスタグラム:@aya_murayama_