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女性アスリートは、見た目に関する酷評もしばしば。体操選手のアリー・レイズマンが、彼女の腕筋が気にくわなかった米国運輸保安局(TSA)の職員にいじめられたのを覚えている? セリーナ・ウィリアムズがツイッターの“荒らし”に 「男みたいな体つき」 と言われたのは? こんな批判を受けたって、彼女たちは日々記録を更新し、自分の体を愛し続けている。すべての女性を奮い立たせるような彼女たちのメッセージを読んでみて。

1.セリーナ・ウィリアムズ

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2017年に女の子を出産した後、セリーナはウェブサイト『レディット』で自分の母親に宛てた感情的な手紙をシェアし、彼女の体に対する世間の批判のインパクトを語った。

「私は女性部門にふさわしくない、男性部門に属するべきだと言われている。他の多くの女性より強そうに見えるから 。これは違う。一生懸命鍛えているだけだし、自分が生まれ持ったこの体を誇りに思っている」

2.アレックス・モーガン

2015年、米女子サッカーの星アレックス・モーガンは、「神に与えられたものとして、自分の体を受けることが大切」 とCNNに語った。

「自分の体形がパーフェクトだとは決して思わない。自分の目で見るとね。体形にかかわらず、自分に対する自信と自尊心を持つことが大事」

3.アリー・レイズマン

2016年、アリーは高校時代の男子生徒に対し、インスタグラムで皮肉的な “感謝のメッセージ” を送った。「自分自身と自分の体を愛することを、力づくで学ばせてくれてありがとう。若い頃、変で気持ち悪いと思われていたこの筋肉質の腕は、私を世界一の体操選手の一人にしてくれたわ」

4.エレナ・ハイト

2013年、米国出身スノーボーダーのエレナ・ハイトは、ボディイメージに悩んでいたことをスポーツ専門チャンネル『ESPN』に明かした。「スキニーでひょろっとした女の子ではなかった。でも、自分の筋肉と強さを愛するようになった。パワフルって素晴らしいことだし、“手をかけた分だけ体は返してくれる” って最高よね」

5.シモーン・バイルス

体操選手は強そうに見えることで批判されがち。そして2016年、そんな批判は受け入れないとシモーンは世間に公言した。

「みんな好きなだけ私の体を非難すればいい。でも、結局これは “私の” 体。私は自分の体が大好きだし、ありのままの自分の姿に満足している」 とツイッターで語った。

6.ミカエラ・シフリン

2015年、アメリカのアルペンスキー選手で2018年平壌オリンピックの金メダリスト、ミカエラ・シフリンは、自分のボディイメージをニーズに適合させるようになったことを『ハフィントン・ポスト』に明かしたそう。「米国のベテランアルペンスキー選手であるリンゼイ・ボンが、本気で鍛えるべきで、スキニーを目指す代わりに強くなるべきだという前例を作ってくれた。私の脚は間違いなく以前より太いけど、“強さがある体”というのは本当に美しいと感じられるようになってきた」

7.アシュリー・ワグナー

2017年の『ESPN』の取材に対し、米国きってのアイススケート選手アシュリー・ワグナーは、その体がトレーニングで流した血と汗と涙の結晶であると語った。「私の体は、すべての努力を映し出す完璧なディスプレイ」

8.ローズ・ナマジュナス

米国の総合格闘技団体「UFC(Ultimate Fighting Championship」の格闘家であるローズ・ナマジュナスは、2017年に行われたアメリカ版ウィメンズヘルスとのインタビューの中で「この体のすべての傷痕、こぶにあざ、そして筋肉は私の経験の全てを物語っている」 と話した。

「見た目が違ったら、どんな感じなんだろうと考えてみた。『あーあ、もうちょっと胸があればいいのに!』と思うこともあるけど、私の体はアマゾンの戦士みたいに俊敏に動くように作られている。胸があったら邪魔でしょ」

9.ナタリー・コフリン

アメリカのオリンピック水泳選手ナタリー・コフリンは、2015年、自分の腕を 「気にしている」 と『ESPN』に明かした。「上半身はサイズ10で、ウエストはサイズ4のドレスを探すのは本当に大変」 らしい。「でも私は、できるだけ成功したいから。それが太い腕を意味するなら、太い腕を受け入れる」

10.ブリトニー・グリナ―

2015年、米女子プロバスケットリーグWMBAのスター選手ブリトニー・グリナ―は、「自分にはスポーツ選手らしい細さがあると思う」 と『ESPN』に語った。「みんなにそれを見せたい。自分の体に満足しているし、それを披露するのも構わない。正直言って、自分の体のユニークさが好き。太い腕、大きめの手、長い脚。人と違うことがうれしい。みんな同じだったら、世の中退屈でしょ」

※この記事は、アメリカ版ウィメンズヘルスから翻訳されました。



Text: Korin MillerTranslation: Ai Igamoto Photo: Getty Images

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Nana Fukasawa
ウィメンズヘルス・エディター

2018年に「ウィメンズへルス」編集部にジョイン。アシスタントを経て、エディターとして美容、フード、ダイエットなどの記事を担当。流行りそうなヘルシーキーワードをいち早くキャッチすることを心がけている。CBDや筋膜リリース、アーユルヴェーダ、植物療法を学ぶ、自他共に認める“セルフケア マニア”。2023年初めてのハーフマラソンに挑戦。