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従来のランジェリーブランドの広告から連想するのは、整ったバストにきゅっと細いウエスト、そして桃型のお尻を持つモデルたち。「自分もああなれたらなぁ……」そう思いながら鏡に映る自分の体形とのギャップを嘆く女性も少なくないのでは?

でも、本来ランジェリーとはすべての女性が毎日着けるもの。ならば、身につけることで全ての女性が「私は美しい!」と自信が湧いてくるブランドがあってもいいじゃないか! そんな思いのもと、多くの女性の共感を呼んでいる注目のランジェリー&ラウンジウェアブランドが、カナダ発の「MARY YOUNG(メアリー・ヤング)」。

自信から生まれる色気に寄り添う、快適ランジェリー

「MARY YOUNG」の魅力は、単なるウィンドウショッパーも、実際に買うと決めたショッパーも、仲間外れな気持ちにさせない包容力のあるブランド作り。だから彼女が起用するモデルたちには胸が小さい子もいれば、むっちりしている子もいる。だってそのほうがスタイル抜群のモデルよりもよっぽど共感が持てる姿や形だから。

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従来のランジェリーはいつの間にか女性がその時代の“セクシー”を体現するためのツールと化していたけれど、メアリーが目指すのは本来の形を変えるのではなく、それらを大切に、かつ快適に包み込むランジェリー。

大学でファッションを専攻していたメアリーは、着心地を重視してワイヤーレスのブラのみを提供することに。生地にはストレッチを効かせて、動きやすさを実現。肌に触れると気持ちのいい生地は、コットンではなく、竹由来の素材。もちろん、機能性を兼ね備えながらもデザインだってこだわりが。特徴は優しいカラーリング、カジュアルだけれどフェミニンなブラレット(ノンワイヤーの三角ブラ)。カップサイズがB以上だとブラレットは不向き、なんて思われがちだけれど、そんな概念を挑戦し、「MARY YOUNG」はブラレットをDDDサイズまで提供。

それにそもそもメアリーが考えるセクシーとは、色っぽい柄や寄せて大きく見せた胸ではなくて、自分の体や形そのものを愛せているかどうか。

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ブランドの一部として導入されたムーヴメント「#TheSelfLoveClub」

これはyouTubeの内容です。詳細はそちらでご確認いただけます。
Self Love Club
Self Love Club thumnail
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そこでメアリーは、「自分の体を愛してあげて」というメッセージを込めて、セルフラブを軸としたプラットフォーム「Self Love Club」を商品購入サイトに導入。「#TheSelfLoveClubに賛同するには、『MARY YOUNG』のランジェリーを買う必要はない。私が作りたいのは、ルックスにおいても精神面においても、女性たちが自分のことを愛せる場所」とメアリー。

「Self Love Club」のジャーナルでは、メアリーが自身の友人やクリエイターなど様々なゲストを招いて、それぞれのパッションや自分の体で一番好きな部分などをインタビュー形式で掲載(Muse Series)。さらにはメアリー自身も、実体験をもとに不安障害やうつ病について赤裸々にブログ投稿している(Diary)。

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(写真:メアリー・ヤング自身)

ウェブ以外では、トロントでセルフラブにまつわるトークイベントを催し、「MARY YOUNG」の売り上げの一部(一つの商品につき1ドル)を同じ思想をもとに運営されているNPOに寄付している。たとえ商品を購入しなくても、ウェブを訪れた女性が自分の好きな部分を探したくなる仕掛けには引かれるし、購買欲以上に大事な何かを教えてくれるブランドは魅力的。

メアリーに、セルフラブにおけるアドバイスは? と聞いてみると、こんな返事が返ってきた。「#theselfloveclubは、一種の精神状態なの。自分のルックスももちろんのこと、中身もしっかり愛してあげると、人生はどんどんポジティブに変わっていくというメッセージを秘めている。それは徐々に周りにも伝染していくのよ」

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イマドキうれしいエシカルな取り組みも

気持ちよく洋服を身に着けるには、環境や作り手への気配りも気になるところ。

彼女が生地に竹を選ぶのは、地球を傷めつける農薬や除草剤を必要としないから。竹で作る生地は丈夫で柔らかく、風通しも良好。ゴミの排出をできるだけ最小限に抑えるために、リサイクルが可能な素材のみを使用し、配送時にもプラスチックの使用は控えているそう。

水準以上の給与が支払われていることや、休暇がしっかり取れていることを確認した上で生産者に作業を進めてもらっているのも安心な点。

今までは何も気にせず毎日身に着けていたブラ。でも「MARY YOUNG」がブラに託したのは、それ以上のメッセージ性。彼女のSNSやジャーナルに目を通すうちに、胸を張って自分の体の好きな部位を言えるようになりたい、と思うはず。あなたも一着いかが?

「MARY YOUNG」は現在オンラインから注文可能。

実店舗での取り扱いはこちらから。

Website: https://maryyoung.ca/

Instagram: https://www.instagram.com/itsmaryyoung/

Twitter: https://twitter.com/itsmaryyoung

Facebook: https://www.facebook.com/itsmaryyoung/



Photos: Mary Young